ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

近所の公園に散歩に行き、焼いたみたらし団子を食べる

施設の外出イベントの順番が回ってきました。
思い起こせばコロナの前の冬。
「明日出かけよう」と言う予定だったのに、その日の夕方「インフルエンザが流行ってきたので明日から外出は控えてください」と情け容赦ない通達を受けました。
「来年3月、あったかくなったら行きましょう」と延期となり、そのままコロナ発生で季節を問わず外出禁止となって今に至ります。
それでも感染者数が少ない時期を見計らって少人数で外出の機会を設けてくれました。
もちろん少しずつだから順番はなかなか回ってませんけど。

どこに行きたいかリクエストを聞かれたので、海で風車を見たいと言いました。
が、それよりも先日、猛烈に焦げのある団子が食べたくなって震えていたことを思い出しました。
海の公園には団子屋は多分ない。
ソフトクリーム屋ですら実在が疑わしい。
落ち着いて考えろ、ここで判断を間違えれば潮風に吹かれただけで終わる可能性がある。
…。
確かに団子は食べたいが、私が食べたいのは「焼いた」団子なのだ。
温めてタレをかけただけじゃあ納得いきません。
ところが世の中には結構な確率で焼いていないみたらし団子に遭遇します。
スーパー・コンビニで売っているパックのみたらしなんて酷いものだ。
手軽なんだけど表面にゼリー状のタレが乗っかっただけで香ばしさがないばかりかしょっぱさまでない。
なぜあんな手抜き商品が許されているのか、意味が分からない。
と憤っていたところ、ちょうどケンミンshow で「みたらし団子を焼くのは名古屋県民だけ」という放送があったばかりだったらしく施設内でプチバズっていたようです。
つまりスーパーのみたらし団子はコスト切り詰めの結果ではなく全国標準に合わせていただけだった。
焼いてないと許せないって私は日本の中ではマイノリティーだったのか !!
でも言いたい。
団子は焼こうよ。
お雑煮の餅は焼かないけど(この中途半端さ不思議だ)。

閑話休題
どのみち焼いてない団子だったら食べない方がマシだし、今日は真夏日だからソフトクリームも捨てがたい。
団子がなくても諦めがつくけど、ソフトクリーム すらなかった時は致命傷です。
やはり、私は花より団子。
そんなリスクを取るわけにはいかん !
ということで前置きがすっかり長くなったけど目的地は市民の憩いの場である農業公園に決定。

施設の車(リフト付き)に乗り込んで出発です。
車で行けば近いもんだけど、道中車内の話題は大いに盛り上がりました。
やっぱり外の空気を吸うのは楽しいね。
天気もいいし最高。

ちょっと狭い障害者スペースに駐車して下車。
公園内は平日だけあってガラガラ。
休日は親子連れでめっちゃ賑わうのですけどね。
傾いたり波打ったりする歩道を通り抜けて池の見えるところに到着。
アリバイ作りのために記念撮影します。
水と緑が多い場所だから小鳥がたくさん翼を休めてさえずってます。
水のある場所って気持ちいい。
もう一箇所、遊具のある場所で撮影。
ちなみに帰りに花がたくさん咲いている撮影スポットがあることに気づきました。
どう考えても写真を取るべきところはココ。
花畑をスルーして遊具の前で撮影するなんて男子丸出し、女子力ほぼゼロ。

池のほとりには待ち構えたかのように茶屋があります。
表の看板メニューはみたらし団子とソフトクリームが掲載されています。
すっかり上機嫌。
団子一本注文するのは恥ずかしいので5本パックを頼んでみんなで一本ずつ、あまりの一本は私が食べるの要領で分けることに。
この際だからソフトクリームも行っちゃう!?
注文したものが出来上がって受け取りに行きます。
みたらし団子は焼いてあるのか、ないのか?
なんて引っ張らなくても答えはタイトルに書いてある。
ちゃんと焼いてありました。
さすが名古屋圏内。
団子を食べる瞬間の撮影だってご機嫌。
ソフトクリームの時も満面の笑顔を忘れない。
全員の撮影をしていたらすっかり時間がかかって遊ぶ時間が潰れてしまった。
店の外ではカラスとトンビが餌を取り合ってケンカしてた。
その向こうでは 足漕ぎの4輪車をレンタルした親子連れが優雅に走っていました。
こういう何気ない時間がかけがえないのだ。
店を出たら足早に撤収しました。
施設にはちょうどいい頃合いに帰りました。




結局最後は食べ物の話。
焼いたみたらし団子。
名古屋県民だけってのはいささか盛り過ぎで三重県民の私も焼いて食べる文化圏です。