ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

今月の選択メニューはお好み焼きだったのだが………?

月に一度の選択メニュー。
8月はチキン南蛮丼 vs お好み焼き。

私はお好み焼きをチョイス。

照り焼きチキン丼など、チキン南蛮丼的な献立は時々出るけど、お好み焼きはめったにないので。
ただちょっと怖いのが、 お好み焼きのクオリティ。
小麦粉団子みたいなモッチモチでキャベツの気配が感じられないような チープなやつではないかと不安もあり。
今時フードコートのお好み焼きでもそんなものには出会わないような気がしますが、油断はならない。
どんだけ雑にひっくり返してもバラバラにならないような 豆腐ハンバーグみたいなやつの昔の記憶が強烈すぎて。
チキン南蛮なら絶対ハズレはないからね。
でもリスクを負ってでもお好み焼きにする価値はあります。
だってこんなチャンス1年に1回なんですもの。
栄養士さんを信じましょう。

出てきたのは結構大きめのふわふわのタイプのお好み焼きでした。
ちゃんとソースもお好み焼きソースでした。
これは間違いない。
だいたいお好み焼きなんて9割がソースの味。
残りの1割が小麦粉とキャベツと油でしょ!?
ソース味の何かが口の中でとろけていればそれでいいんだよ(暴論)。
おそらくは冷凍のお取り寄せだと思います。
お好み焼きって焼くのに結構時間かかるし、厨房の施設で1枚ずつ焼いてたんじゃ全員文用意できないし。
あれだけ柔らかいお好み焼き全てを全く崩すことなく焼けたのなら厨房のテクニックを褒めてあげます。
冷凍冷凍って言ってますけど、冷凍が一段下というわけではなく、 技術発展とレシピも創意工夫を褒め称えたい。
よくぞこんなに手軽に高品質のものが食べられるようになったものだ。


ただね、満足はしてるんですけど、100点満点ではないんです。
実家のお好み焼きがこういうタイプじゃないので。
たくさんのキャベツとネギを乗せて半分に折り曲げたのが我が家のお好み焼きなんですね。
もちろん具材ももっとたくさん乗ってます。
乾燥エビとか乾燥イカとか ちくわとか。
焼きそばは入らない。
こればっかりは実家でないと食べられないんです。
そして欲を言えば自分で焼いたやつ。
もう永遠に叶わない夢。

皆さん、家庭の味とかの手料理は食べられるうちに食べるべきですよ。
こればっかりは美味しさとかプロらしさの問題ではないですから。


それでもだめなら馴染みの店の味。
千房のお好み焼き、時間に余裕がある時は食べたなぁ。
この味が思い出の味なら暖簾が続く限り食べられるのか。
それもまた悪くないかな。

これはギフトセットだから色んな種類が入ってるけど、豚玉一択とかなら、 そういう商品があるので探してください。