ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

眺めの会・5月下旬『トップガン』

世界の警察アメリカ!! 米国軍は強くてかっこいい!!

トップガン マーヴェリック』が公開されました。
評判は上々のようで随所で話題になっています。
トップガンの新作は36年ぶりですか?
社会現象になるほどの大ヒットだったのに続編には時間がかかりました。
それだけみんなの期待は大きいと思います。

ところで私、案の定と言うか『トップガン』見てません。
あれを通過しないで生きていくのは難しいと思うんですけど、綺麗に避けて生きてきたようですね。
ここで見なければ一生見ないと思うのでブームに乗っかります。

視聴プラットフォームは Amazon プライムビデオ。
プライム会員特典で無料で視聴できます。
選択したのは字幕版。
若きトム・クルーズをそのままに楽しむことにします。

トップガン

1986年にアメリカで公開されたアクション映画。
F-14トムキャットのパイロットを描いた作品で、撮影にはアメリカ海軍が全面協力した。
監督はトニー・スコット
脚本ジム・キャッシュ、ジャック・エップス JR。
主な出演者はトム・クルーズ、クリー・マクギリス、ヴァル・キルマーアンソニー・エドワーズトム・スケリット
上映時間は110分で言語は英語。

あらすじ。

米国海軍の戦闘機パイロットのマーベリックは才能を見込まれて上位1%のエースパイロットが集まる訓練学校に入る。
ライバルとの激しい競争を勝ち抜き首席のトップガンを目指しつつ女性教官との恋、相棒の喪失などを重ねながらマーベリックは人間的に成長する。

見終わった感想。

スリル、スピード、おセックス 圧巻のスリルを体験せよ。

超音速とか F-1とかスピードへの憧れを刺激されると80年代を思い出します。
トム・クルーズかっこいいですね。
イケイケブンブン丸
キリッとした女教官との禁断の恋なんてまたいいじゃないですか。
南風溢れるピーチをバイクで疾走する姿の超イカしたこと。
強気で手がつけられないほどやんちゃ 、そして欲張り。
ルールとか空気とか知ったこっちゃねー。
情熱の赴くままにぶっちぎる。
常識を逸脱できる実力を背景に情熱の赴くままに突っ走れ!
そんなマーベリックにみんなが憧れたんですわ。
多少のはみだし行為もガッツがあると評価の対象?!
トップを目指す学校にいるなら当たり前なんですけど、そういうマウント取り合いの世界私は苦手。
ああなりたいと努力したんだから、トップガン世代のおじさんがパワハラセクハラすれすれのクソマウントムーヴで炎上しても懲りないのは仕方ないですね?


おっと、いかんいかん。
思い出散歩が行き過ぎて映画とは関係ない社会の空気感を見てしまった。
この作品で見るべきところはスピード感溢れる迫力ある空中戦の映像だった。
Web 配信 & PC のモニタで見るからそんなことになるんだ。
ひと手間かけてシアターに足を運んで大画面の計算された音響の中で見なさいよ。
この作品は臨場感あってなんぼ。

とはいえ、しょぼい環境でも空中戦の格好良さは堪能できた。
主題歌の『 Danger Zone』 がかかるとテンションぶち上がりだ。
ソ連の MiG 戦闘機とのリアルファイトでは動かない足が動くほど興奮した。
F-14戦闘機の洗練されたデザインはとっても美しい。
朝焼けの中飛び立つF-14のシルエットなんて見ていてゾクゾクする。
より速く飛ぶことを追求したらあのデザインになったというのはもはや芸術。
発進と着陸の場面では甲板でサインを出す海兵隊員がかっこいい。
約40年前と今とでは撮影技術が全く違うから、新作の映像がどんだけ凄いか見たいもんです。
映画館の鑑賞環境の向上も甚だしいですからね。

かっこいいをアホみたいに連発してますけど、それができるのはリアル世界でリアルファイトが行われている映像を見ていないから。
もしこれを身近に感じてしまったら生々しくてみてられるもんじゃない。
軍事兵器のかっこよさに憧れられるのは平和であってこそ。
そして映画が戦争を煽るわけにはいかない。
世界が緊迫している2022年は能天気に見ていられる時代であってほしい。