ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

GW 映画まつり『2001年宇宙の旅』

SF 映画の金字塔『2001年宇宙の旅
宇宙少年の心を鷲掴みにして後々まで大きな影響を与えた作品です。
パソコン少年の間でも話題は持ちきり。
人工知能搭載高性能コンピュータ HALからインスピレーションを受けた作品は数知れず。
こんな大型タイトルですが、私はまだ見てません。
どんな内容かも知らない。
ここで見なかったら多分一生見ないと思う。

視聴プラットフォームを Amazon プライムビデオ。
プライム会員特典で会員は無料で視聴できます。
今回は字幕版を選択しました。

見終わった感想 ネタバレあり。

スクリーンで見なきゃ意味ないな。

映像のスケールが圧倒的でした。
これはでかい画面で見てこその作品ですね。
そして時間の使い方が贅沢。
じっくり宇宙旅行を楽しんでください。
宇宙の旅とはよく言ったものだ。
宇宙基地とか宇宙船の迫力は大したものですね。
これ半世紀以上前の作品ですよ?
CG とはまた違った質感があって良い。
そしてなんといっても無重力空間の表現。
逆さで天井を歩いたり壁に立ったり。
今となっては CG で全部できちゃうのだけど やっぱりびっくりしました。

筋書きには意味を求めない方がいいです。
たっぷり余白が残されており自由に空想できます。
投げっぱなしとも言える。
起承転結にこだわる人は見ない方がいいです。
最初の猿に耐えられなかったら自分には合わなかったと思って切っても問題ないです。
私はあの猿の場面がめっちゃ好き。
モノリスにおっかなびっくり触るところがめっちゃツボ。
宇宙に行かなくてもあれで満足できました。
私はまだ骨を振り回して喜ぶ400年前の猿レベルということですね。

面白い作品か? 絶対見るべきか? と問われると、そこまでじゃないかなと思いました。
ものすごい映像表現なのは認めるけど、 only one ってわけでもないでしょ。
スクリーンセーバーとかインテリア映像だったら大活躍間違いなし だけど。
2001年が私にとって20年以上前という現実が厳しい。
現実の2001年がどうだったか答え合わせをするのは野暮だとは分かっているけど、 テレビ電話みたいに今となっては当たり前の技術を見ても驚かないんだよね。
考察サイトをみたら奥の深さにびっくりするかもしれないけど、事前情報無し初見ではそういう感想で終わりました。