ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

重い腰を上げて WiMAX を乗り換える

施設内でのインターネット活動は UQ mobileWiMAX( ギガ放題プラス) プランを個人契約して行なっております。
これが私の生命線。
こいつが繋がらなくなると、かみさんとのやり取りすら困難を極めます。

あ、早めにアナウンスしておきますが、今回の記事は個人的メモなので、 情報の有用性正確性は全くあてになりません。
最後まで読んでも 得るものはないです。
本当に何もないから。


現在の料金プランに対する不満はともかくとして、 機械はいつか壊れるしスペックも見劣りしてくる。
通信端末が動いている限り何も触らずそっとしておきたいのが本音ですが、 5Gに対応したプランなども出てきて、放置しておくわけにもいきません。
しかも、この手の通信ビジネス界隈には「更新月」なる概念があって、 そのタイミングを逃すと解約に違約金がかかるようになって、事実上1ヶ月の猶予しか見直し期間がないのです。
是が非でも今月行わねば………。

とは思うものの、後先の事を考えるとめんどくさい。
WiMAX には取扱代理店がいくつもあって、上手に選ぶとサービスは同じなのにお安くなる。
本来なら1円でも安くと胸踊る場面のはずですが、怠惰な私にはそんなの関係ねぇ。
安い業者はどさくさに紛れて不要なオプションをてんこもりして うっかり契約を試みたり、キャッシュバックと言いながら手続きが煩雑でうっかり失効を狙ったり、何かと油断ならないのです。
一度契約したら最低2年は身動き取れない契約なんだから、入ってから後悔だけはしたくない。
それだけでもうんざりするのに、 端末が届く時期が正確にわからない、故に施設ではなく自宅に送る送らねばならず自分で動作テストできない、万一初期不良だった時交換できる期間が一週間程度しかないなどなど想定しておかなければいけない準備がたくさん。
あーうんざり。
一番いいのは病院受診の時に持ってきてもらうこと。
しかしそれには間に合わず。


そんなこんなでプロバイダの会員メニューから解約方法を探してメニュー階層の深いところをたらい回しにされつつ、大げさに脅されたりしながら、最後は電話でオペレーターと対人で解約の意向を伝えるもあの手この手で遺留され、 解約&新規契約までこぎつけました。

悩むのはルーター端末の種類。
家庭用のホームルーター 、外に使うモバイルルーターの2種類を選べます。
どちらも通信速度は変わりませんが、使い勝手はだいぶ違います。
ホームルーターにはバッテリーがないので停電すると使えません。
モバイルルーターは電源がなくても使えますが、充電が必要で、バッテリーがなくならないように必要な時だけ使う形になると思います。
常時充電するわけにもいかないし 、まめに操作が必要なので、電源がないところに行く予定がないならばホームルーターの方が便利ですね。
ただしホームルータータイプを選ぶと、 端末のメーカーがHuaweiあるいは ZTE 、モバイルの場合はサムソン。
国内のメーカーは全滅。
アメリカは中国ルーターを排除の方向に向かっているので ちょっと意識してしまいますが 、どのルートを通っても国産にはたどり着きません。

結局ホームルータータイプにしました。


端末を受け取れれば、やることはシンプル。
開封しますと説明書と封書が入っておりまして、封書の中には名刺サイズのプラスチック製のカードが入ってます。
そのカードの中央に小さな小さな simカードがくっついています。
simカード、今時は UIM カードと言うらしいけど、 このカードをルーター端末本体の中に差し込むことで 無線通信できるようになります。
もちろん名刺サイズの外枠のカードは SIM カードを無くさない壊さないための補強なので 内堀に囲まれる天守閣のような金ピカのチップ部分をポキンと外します。
あまりにも小さくて薄いので元気のいい人が勢いで割ると粉砕しそうです。
指を震わせながらそーっとそーっと折ります。
こんなに緊張したのはガンプラの角の部品をライナーから外す時以来。
絶対端子部分を触ってしまうので注意書き通り手袋をした方が良いですね。
外れる時はパチンと綺麗に外れまして 、これを端末本体の底面部分の蓋を外してスロットに挿し込みます。
オモテウラがあるので 確認してね。

これで AC アダプターを接続して電源投入後に1分ほど待てば LED のステータスが緑色のランプで光るはず。
ここまで行けばルーター端末と WiMAX 回線は接続できているはずです。


さてここからが大問題。
ルーターと PC を接続させます。
Windows PC にルーターを認識させるのは簡単。
タスクバーのアイコンがたくさん並んでいるところに、 wi-fi 用のアイコン、地球のシルエットが白黒のデザインになったやつをクリックします。
ポップアップが開きまして、 PC から見える wi-fi 端末一覧が表示されます。
その中に、今回購入したルーターがあるはずです。
ルーターの名前はルーター本体の底面に貼り付けてあるシールに記載されています。

この文字があまりにも小さい!!

アラフィフおじさん二人が額を寄せ合って目を離したり近づけたり見開いたり、何をどうやってもにじんで見えない。
こんなアリンコみたいな小さな文字判別できる人いる?
入力に関係ない情報までたくさん記載されているので、どれが端末名かもわからないよ!
多分英数字で10文字ぐらい、おそらくルーターの製品名型番が組み合わさったものですから、勘のいい人は推察できるかもしれません。
これは肉眼では読み取れないと判断して、スマホで撮影して写真をグリグリにズームしてみました。
見える、見えるぞ、少しぼやけているけどなんとなくわかる。
ルーターの名前はわかった、後は接続キーだ。

この接続キーがまた曲者で、 数字の5と6の区別がつかなくて。
何でこのフォントは四隅が丸みを帯びているんだ!?
他にも解読に悩ま文字が盛りだくさん。
当たり前だけどどれか一つでも間違ってたら接続できないもんね。

肉眼というより心眼で見切りました。
接続に成功した時は変な声が出ました。

これはシールを汚したら本気で読めなくなるな。
テーブルにコーヒーをこぼしたり、埃っぽい場所で使わないように気をつけよう。

接続が確保できたら、忘れないうちに WiMAX 接続業者の会員ページにログインして、 クレジットなどの登録情報に間違いがないか、キャッシュバックなどがあるなら条件を確認しておきます。

今回は恐れていた「解約と契約の都合でネットにアクセスできない時間」が発生しなかったので良かったです。
ネットにアクセスできない「かもしれない」というだけでこんなにストレスになるとは。
自分がいかにネット依存症なのか、思い知りました。