ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

Bluetooth トランスミッターが届いたのでレシーバーとして使ってみる。

これまでの話。

PC で再生している Radiko のラジオ放送を枕元で楽しむために Bluetooth 対応のトランスミッターを購入したのでした。
ようやく手元に届いたので早速使ってみます。
ラジオの音声を聞くのが目的ですからレシーバとして使います。

接続してみる。

トランスミッター側の準備です。
スライドスイッチで RX と TX の切り替えができるようになっているので、 RX (受信モード)に切り替えます。
そして、 付属のUSB ケーブルを接続して充電します。
ケーブルを挿しっぱなしにしてあるなら、充電を待たずとも次の作業に入れます。

電源ボタンを長押ししてペアリングを開始します。
6秒ほど押すと電源ボタンの周りが青くチカチカ光がしますが、この状態ではただ電源が入っただけでペアリングは始まりません。
さらに4秒ほど、合計10秒くらい長押しすると、今度は青と赤の交互に光ります。
これでトランスミッターは PC に向けてペアリング要求の電波を送信し始めます。
もちろん PC 側もデバイス追加の待ち状態にしておきます。

ペアリングが完了すると、タスクバーのスピーカーアイコンから音声の出力先として選べるようになります。
ボリュームを調整してから動作確認します。

トランスミッターに手持ちのイヤホンをつないで PC から音を鳴らします。
ちゃんと音が出て音質も確かです。
接続を完了しました。

ここまでは想定内。
不良品でもない限り動作しないはずはありません。
問題は長時間放置した場合の動作です。

操作なしでどこまでできるか。

PC がスリープしたときは?

電源を常にオンにしておいて据え置き型として使うことを期待しています。
そこで PC をスリープ状態にして放置してみます。

すると、一定時間経過後に電源ボタンのランプのチカチカが消えてしまいます。
つまり電源が切れたということ。
接続が切れても電源さえついていてくれれば PC 側から再接続可能ですが、さすがに電源ごとオフされたら PC からは手も足も出ません。
ここは期待に添えない結果となりました。

使う前に電源を入れる作業が必要な半据え置き型としてしか使えないということが判明しました。
ワンストップを許容できるなら良い製品だったんですけどね。
若干買い物に失敗した感があります。
据え置き型はサイズが大きいんだよ……。
もっと頑張って小型の据え置き型を探せばよかったのだろうか……。

一応はワンストップまで作業を圧縮できたのでタブレットよりは楽になりました。
当面はこれで乗り切るために、もう少し調査してみます。

電源を入れた時の確認

トランスミッターレシーバーの電源を長押ししてオンにすると、ペアリングした PC に対して自動で接続してくれます。
少しのタイムラグはありますが、 タスクバーのスピーカーアイコンから選択できるはずです。
電源を入れてから Bluetooth のアイコンを色々クリックする作業はしなくても良さそうです。

アプリがレシーバを認識できるか?

次はスピーカーの切り替えです。
Microsoft Edge をラジオ受信専用アプリと考えて、必ずトランスミッターレシーバーに音声を流すように設定してあります。
サウンドの詳細設定でアプリごとに音声の出力先を変更したのでした。

PC がスリープするとレシーバが電源を落としてしまうので、そこで edge が起動したとすると、 edge の音声はdefaultのスピーカー、たぶん PC 本体から出力されます。

これは問題です。
あらかじめ起動しておいて、寝かせてもらう時に電源を入れてもらうやり方は通用しなさそうです。
ただし、アプリを再起動したり 、音声を一度完全に遮断してしまえば、サウンドのオプションで定められたスピーカーに切り替わります。
Radikoのラジオ放送で例えるなら、レシーバの電源投入後に一時停止ボタンをクリックしてラジオ受信を止めてから再生ボタンをクリックすれば、レシーバに接続したイヤホンに音が向かいます。

ラジオ受信中に PC はスリープするか?

PC がスリープするとラジオの受信が止まってしまいます。
Radiko アプリではスリープしないように作られていましたが、ブラウザのラジオプレーヤーはスリープを止められません。
時間経過でスリープする設定になっているなら、 いずれはスリープしてしまってラジオの受信の止まってしまいます。
動画ソフトを起動しておくなど、スリープさせないこともできますが、ここは素直に電源の設定でスリープまでの時間を3時間くらいに伸ばしてしまいます。

まさかの伏兵スクリーンの電源を切る。

すると、今度は一定時間経過後にスクリーンの電源を切るように設定してあるので、画面が真っ暗になるのですが、この時音声の電源まで切れてしまいます。
Windows にそんな機能は備わっていないとのことなので、 PC メーカーの独自カスタマイズによって行われているのでしょう。
最初は本体のスピーカーだけがオフにされるのだと思ってましたが、 Bluetoothバイスの切断もきっちり行われます。
この時停止するのは音声だけで、デバイスとの通信までは切断されません。
省電力のためにスクリーンの電源を切るようにしていましたが、切らないように設定を変えたら音声が途絶えることもなくなりました。

まとめ。

今回の結果をまとめますと、トランスミッターの電源を入れてから、数十秒ほど待って、プレイヤーを起動すれば 特別な操作はいらないということになります。
ただし、時間経過によって PC がスリープすれば再生は止まります。
また、 PC メーカーによっては時間経過によって PC のスクリーンが消えても止まります。



PC を起動してトランスミッターの電源を入れたなら、スリープさせない。
音声を再生し始めたらスクリーンを切らない。

以上です。