ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

街中華テイクアウトイベントが無事開催

近所の飲食店で美味しいものを注文してテイクアウトで食べようという企画。
企画案が出て2ヶ月。
やっと私の順番が回ってきました。
一度に注文をさばけないので、一回で7名程度、それを毎週続けて全員に順番が回るまで2ヶ月かかりました。
私がチョイスしたのは町中華
回転寿司とかマクドナルドのハンバーガーも魅力的でしたが、 チェーン店よりは町で昔からやっている店の方が良い。
何しろチェーン店は以前からテイクアウトが気楽だからありがたみが少ない。
コロナにならなかったら中華料理店はテイクアウトがあったかどうか。
そんなところに街中華の魅力を感じたのです。

私が注文したのはレバニラ炒め。
過去10年くらい食べた記憶がありません。
施設の献立には乗らないし、在宅の頃に惣菜で食べた記憶はあるもののクオリティがいまいちで納得いきませんでした。
積極的に動かない限り巡ってこないチャンスなので、この機会を逃すわけにはいきません。
レバニラに合わせるご飯ものはエビチャーハン。
あんかけ焼きそばも魅力でしたが、麺類はレバニラとの相性に疑問符が付いたので、 あっさりイメージのエビチャーハンにしました。
私の胃袋から言って、この2品で胃袋いっぱい。
これ以上注文すると捨てる羽目になる。
そう考えて気になる餃子の注文を躊躇していましたが「後悔しないように行ける時に行っておくべき」というアドバイスをもらって強気に注文。
さすがに杏仁豆腐は自粛しました。
汁物のテイクアウトは対応してない。
最終オーダーはレバニラ炒め、エビチャーハン、餃子となりました。

まずは手始めにチャーハンから。
これだよこれ。
街中華特有の油の香りと香ばしいお米の味わいです。
チャーハンにしては大きめの油で揚げた海老がトッピングされています。
エビの彩りがきれいでとっても美味しそう。
優しく噛み締めると少しレア感が残っていてふわプリの食感。

そしてレバニラ。
レバーが多めでニラは少なめ。
レバーのスライスも大きめでしっかり食べるタイプ。
最初の一口はピリリときてちょっと驚く。

餃子は下がもちもちでてっぺんのヒダヒダは揚げたようなパリパリ食感。
口の中で二つの食感が楽しめて面白い。
餡の味はパンチが効いているけど どっちかと言うと皮を食べるタイプだと思う。
他の料理の邪魔にならないけど単独でも戦える使えるやつだと思う。

ここでチャーハンに戻る予定だったけど、なんとなくレバニラに回帰したら、 レバニラがさっきよりうまい。
チャーハンから来た時よりも餃子の後で食べた方が ニラとの相性が生きている気がする。
そしてチャーハンに戻ると、優しい味わいで我が家に帰ってきたような気持ち。
最初の一口は豊かな味に感じたチャーハンが、レバニラを経由すると優しい味になるのが不思議。

そこからは餃子>レバニラ>チャーハンのサイクルでトルネード。
一周回るたびにうまさが一段ずつ登っていく。

3週目くらいで油のキツさを感じてしまう。
ここらでひとつさっぱりしたものが欲しい。
そして口が渇く。
すっぱ辛いわかめスープが欲しかった。
そこでチャーハンについていた紅しょうがでリセット。
これならもう少し戦える。
一周そしてまた一周。


気がつけば8割ほど食べてました。
最初見たときは5割食べればいいとこかなと予想していたけど、普段とは違った食欲が発揮されました。

古くから入所している方に聞くところ、昔はレバニラが出ていたようです。
しかし次の日まで臭くてたまらなかったと言うので、苦情続出だったのだなと察し。
残念なクオリティのレバーを慣れない人が調理しても 誰も喜ばないと言われてみて気がつきました。
そんなレバニラを出されてレバーが嫌いならなくて良かった。


しかしやはり口が渇く。
塩分量は相当高かったと思います。
でもそういうことを気にする日じゃない。


晩御飯はご飯と冷奴で済ませました。