ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

明後日は特別スペシャルデー

一年一度のチャンス。

後ろめたさなく高級チョコを食べられる1日です。
一粒200円のチョコとか日常では気が咎めて食べられませんので。
栗きんとんなら一粒200円に躊躇はないくせに チョコを作ってくれて食べてしまうのが不思議です。

高級チョコ食べると言っても、もらえるわけではありませんよ!?
一箱3000円以上するような本命チョコもらえるわけないじゃないですか。
人生通じてあらへんです。
もちろんその時は自分で買います。


さて今年のスペシャルデーですが、先日病院受診の折に少し早いけどと前置きながら、かみさんから一個もらいました。
値段に関わらず本命ですね。
安物だとディスってるわけじゃないですよ?
もちろん美味しくいただきます。
というか中身をもう全部頂いてしまいました。
もらうのもフライングなら食べるのもフライング。

もちろん心の中の BGM は、国生さゆりバレンタイン・キッスです。

おニャン子クラブ
世代ではあるものの、ほとんど接触した記憶がなく、メンバーも歌もドン引きされるほど知りません。
どれくらいひどいかと言うと、頭の中で想像するバレンタインキッスを歌っている女性がどう見ても工藤静香
確か国生さゆりだったから。
でも彼女の顔は全く思い出せません。歌もサビだけしか分かりません。
にもかかわらず、毎年思い出すのだから大したもんですね。
バラエティ番組などのヴァレンタイン企画で採用される歌ももちろんこれ。
何がこんなに爪痕を残してくれたんだろうと気になって仕方がありません。

世の中にはきっとバレンタインの歌は溢れているはずです。
バレンタインキッスのリリースから30年以上経っているのですから、立場を脅かすような大ヒットが出ていないはずがありません。
自分が知らないだけで。

そこでバレンタインの歌をググってみました。
バレンタインソングベスト10という形でアーティスト名とタイトルがピックアップされていましたが、ほとんど知らないものばかり。
試しにクリックして YouTube 視聴してみました。
聞き覚えがあるのはせいぜい Perfume のチョコレイトディスコ くらいのもので、 その他の候補は曲は知ってても「これってバレンタインの歌だっけ!?」 という感じです。
なるほど、歌詞の中にベタベタにバレンタインを盛り込んだ歌って意外と少ないんですね。
楽曲として工夫を凝らした歌ほどリスナーの想像力を誘って世界観を深めてもらうような出来上がりになっているので、興味のない人には届きにくい様です。
私のような音楽情報をアップデートしない情緒もない鈍感おじさんに届くとなると、バレンタインキッスくらいに吹っ切れた作品にするしかないと。
あの歌はアホが聞いてもわかりますから。
80年代だからこそあの能天気さで人々の脳天を突き刺すことができたのでしょうね。




身も心もチョコレートでいっぱいになった今はちょっと辛いものを食べたくて仕方がありません。
どっかにえびせんべい転がってないかな?