呼気で操作できる障害者向けツイッターアプリ
ネット散策していたら面白いソフトを見つけました。
息鳥というiOSアプリです。
面白いと思ったのはマイクで呼吸音を拾うところ。
音声認識花ざかりのこの時期に、敢えて呼気の風切り音に特化しているところがGood。マイクから見ればただのノイズなのに上手く役立てているの、凄い発想だと思います。この手の支援ツールは将来的にお世話になるのでチェックしていたんですよ。昔、仕事で風速センサや気圧センサーのおもちゃを扱っていたので可能だろうなと。しかし、この辺のセンサは気象用工業用なので大掛かりで支援ツールには不向きなんですよね。風速センサなんて台風にも耐えられそうなんだもん。
まあ、与太話は置いておくとして、機能面でも優れています。音声認識の方が柔軟に操作できるんじゃないかって思いますよね?実は障害者ってあんまりしゃべれないんですよ。言語障害があったり発声機能に障害があったり滑舌が悪かったりなど。むしろ滑らかにしゃべる方が少数派だと思います。こういうシンプル設計の方がいろんな人に優しいんですね。音声認識は便利だけど、こういう視点を忘れないようにしたいものです。
むしろこのプロダクト、ツイッターアプリに閉じることなく、もっと汎用的にキーボードのような用途で使えたらな、と。探せばあるのかな?