ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

ぺったんRの主な用途

ぺったんRを上手に使えば、絵心がなくても、自分だけのオリジナルストーリーを漫画にできる。

そう考えていた時代が僕にもありました。

まぁもちろん手間さえかければ絵心がなくても漫画はできるのですが、きっちりしたストーリー展開の漫画を創作するのはそれなりに骨が折れるでしょう。たとえ頭の中にはっきりとした映像がイメージできていても、それに適合した素材を探すのは難しいかもしれません。臨場感を醸し出すにはしっかりした背景を設定しなければなりません。説得力を出すには人物の表情をセリフとピッタリ一致させなければなりません。ストーリーが長編になるほどこれに耐えうる素材を選択することが難しくなってきますので、絵師の方々が相当頑張らないと成立しないことになります。これを解消するには自分で素材を作るよりなく、それができるならぺったんRの仕組みそのものが必要ないことになります。これではぺったんRの真価というべき「絵師と作家の分業」を発揮できないことになります。思い通りの漫画を作るサービスとしては、素材の質と量が一定のラインを越えなければならないでしょう。そこを超えるのはプログラマの力では及ばないので、私としてはそこに向けて力を注ぐべきではないのだと思う次第です。

では、ぺったんRは発想としてイマイチだったのか? といえば、そうではないと思います。

絵本の挿絵のように、ブログのイメージ写真のように、テキストコンテンツの補助的なコンテンツとして利用すれば十分に価値を提供できるのではないでしょうか?漫画表現を使って話の流れにメリハリをつけたり、間を作って気分を変えたり、目線を変えて読者の集中力を損なわないように配慮できれば受け入れられる要素はあると思います。

いずれは、こういう記事もぺったんRを導入して書いてみたいものです。