ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

眺めの会・5月上旬『ゴジラ』

視聴期間はあとわずか。

GW はたくさん洋画を見ました。
今回は日本のアニメで攻めようと Amazon プライムビデオのおすすめを物色していました。
そこで偶然表示された『ゴジラ』の視聴期間が残りわずかだと知ることに。
見られるのが今だけという状況が貧乏人魂に火をつけました。
これは罠だな。
シン・ウルトラマンが話題になっているので、ウルトラマン関連を見ようとする人たちを引っ掛ける策略に違いない。
そしてまんまと引っかかった私。
元祖『ゴジラ』見た記憶がないんです。
メカゴジラは鮮明に覚えてるんだけど。

視聴プラットフォームは Amazon プライムビデオ。
プライム会員は今だけ無料で視聴できます。
急げ!

ゴジラ

ゴジラ

  • 宝田 明
Amazon

ゴジラ

1954年に日本で公開された特撮映画。
監督は 本多猪四郎
脚本は 村田武雄 、本多猪四郎
原作は香山滋
主な出演者は宝田明河内桃子平田昭彦
上映時間は96分で言語は日本語。

あらすじ。

太平洋に謎の巨大怪獣が出現。
近隣の島の住人の言い伝えによると古来から時折出現するゴジラだという。
生物学者は水爆実験で目覚めた古代生物だと予測。
水爆を受けても生き残る強靭な生命力を持っているとも警告。
そのゴジラ東京湾に侵入。
ついに東京上陸して町を破壊し始めた。
人類はゴジラの脅威を止められるのか?

見終わった感想 浅いことしか言えない。

知ることは殺すことより難しい。

やっぱり見たことなかった。
ゴジラの圧倒的破壊力が凄まじかったですね。
燃え盛る街並みに浮かぶゴジラのシルエットが美しい。
家を蹴散らしビルを押し倒し、 ゴジラの通った後はペンペン草も生えない、と言うか反抗期の若者が家庭内暴力を尽くした後の部屋のようでした。
一発吠えて涼しげな様子で海に戻っていく後ろ姿が人間との格の違いを示していました。
人類、結構頑張ったと思うんだけどな。
短期間に東京湾沿岸に高圧電線を張り巡らせるとか。
ゴジラの進行ルートが 仔細に分かるのが面白かった。
「そのルートなら友達の家がやられたな」とか 「本社ビルが倒された」とか想像できるし。
国会で野党議員が出てくるけど、舌鋒鋭い女性議員が全面に押し出されている様子が 今と変わらないなと安心してしまった。
生物学者ゴジラを殺すなとか訴えている姿が興味深い。
ゴジラと人類の実力差がありすぎて知るよりも殺した方が手っ取り早い。
未知の生命力に近づく 絶好のチャンスだったのだけど。
調査する余裕もないまま殺す決断を下すのが人間らしい。
シンゴジラゲノム解析できるようになってたのは人類の進化だな。
東京湾海上で自発的に帰るまで様子を見たところも人類の発展。
ゴジラは時代性が強い。
ゴジラは庶民の生活を描いているからね。
また疎開するのかとぼやいているのは戦争の記憶が生々しい。
長崎の被爆から逃れて上京してきたのにゴジラの被害に遭うとか。
生の戦争を体験しているから逃げ惑う人々の描写がリアルだった。