ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

童心に返って迷路でも『時の迷路』

先日 TBS ラジオアフター6ジャンクション特集コーナーで迷路の話題が取り上げられていました。
子供の頃、迷路大好きだったので テンション上がりました。

ゲストは迷路作家の香川元太郎さん。
迷路の歴史から現代の姿まで案内してくれました。
私も久しぶりに迷路で遊びたくなったので、香川元太郎先生の迷路本を購入してみることに。
PHP 研究所から多数出ておりますが、その中から歴史をテーマにした迷路『時の迷路』を選びました。
忍者の迷路とか動物の迷路とか子供が好きそうなテーマばかりですが私はやっぱり歴史が好きなので。

紹介しているのは悔しいかな Kindle 版。
老眼には拡大できる Kindle 版の方が易しいような気もしますが、 老人だから紙の質感が欲しいの。

内容は恐竜時代から江戸時代までの日本人の暮らしを描いたイラストが迷路になっています。
例えば弥生時代では稲作の水田や村が描かれ、畦道を歩きながらゴールを目指します。
ひとつの時代ごとに見開きで彩り豊かに細かく書き込まれています。
歴史考証にも監修がついていて、実質図鑑です。

対象年齢は小学生低学年くらいからだと思います。
時代背景の解説と遊び方は ひらがなとカタカナ、漢字にはルビあり。
まあその辺は図鑑と迷路だから遊べるけどね。
親子で楽しむにも良いと思います。
少し上の年齢層には難易度を上げるしかけがあります。
例えば弥生時代の場合は道端や柵に止まっているカラスに見つからないルート探します。
その他にも隠し絵(木の形をよく見ると顔になってる)とか クイズも楽しめます。
これが結構難しいから見つけると嬉しい。
遠くから眺めたり近くに寄ったり何度も楽しめます。

お気に入りは奈良時代
町の人が色とりどりの服装で道を歩いているので賑やか。
人混みをかき分けて迷路を進んでいくスリルも楽しい。
遠近感があって京都の向こうの方まで眺められるのも良い。

ここまで来て明治、大正、昭和がないと少し寂しい気持ちになりますが、実は続編『続・時の迷路』があります。

もう一つ興味を引いたので紹介したいのがこれ。
『伝説の迷路 ヤマタノオロチの世界から神話と物語の旅へ』
歴史ファンタジー好きにはたまらない。