ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

アプリの音量とデバイスの設定で選択したスピーカーから音が出なくなった

Edge のdefaultのスピーカーを無視して再生される。

これまでの経緯。

radiko で再生中のラジオ音声を Bluetooth イヤホンに飛ばして聞いています。
サウンド設定の アプリの音量とデバイスの設定から、アプリケーションごとにスピーカーを設定できることが分かったので、 Microsoft Edge だけは Bluetoothイヤホンに音声を出力するようにしていました。

ところが新しい PC では、この設定通りに音声が切り替わりませんでした。

再確認。

サウンドの設定から、アプリの音量とデバイスの設定の画面を開いて、各アプリケーションの出力先を確認します。
edge の出力先が Bluetooth 側であることを確認します。

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アプリケーションごとにスピーカーを切り替える。


edgeから radiko のウェブページを開いて、再生ボタンをクリックします。
本来なら、これで PC 本体からではなく、イヤホン側に音が流れるはずです。

しかし本体のスピーカーから音が出ます。
以前にも、稀にスピーカー切り替えに失敗することがありましたが、 Radiko の停止ボタンで一度音声を止めてから、再び再生すれば切り替わってくれました。
しかし今回は再生のやり直しでは切り替わりませんでした。

そこでもう一度、アプリの音量とデバイスの設定から、edgeの音声出力先を Bluetooth の方に指定し直してみます。
規定のスピーカーに変更してから、 Bluetooth スピーカーに変更し直すということです。
再生ボタンで音を流すときちんとスピーカーが切り替わってくれました。

念のため、一度 edge を終了させて、 Radiko のページを開き直してから 再生します。
すると、案の定本体のスピーカーに切り替わってしまっています。
どうやら出力先の設定は、一度アプリケーションを終了させると無効になってしまうようですね。

Radiko 以外のウェブページでサウンド出力を確認してみる。

試しに YouTube の動画を再生して、音声がどちらに飛ぶかを確認します。
こちらは Bluetooth サイドに出力されます。

YouTube 以外ではどうか?
フリーの音楽素材を配信するサイトで再生してみます。
一度目は失敗しますが、2度目から切り替わります。

Twitter のタイムライン表示される動画広告をクリックしてみます。
一度目は失敗しますが、2度目からは切り替わります。

もう一度 YouTube で確認すると、冒頭の CM では失敗していますが、次の CM では切り替わります。

つまり一度何らかの音声を出力しないと切り替わらないということですね。

そこでもう一度ラジコの Web ページを訪問して、再生を失敗させます。
その後にリロードしてページを表示し直し、2度目の再生を試してみます。
すると出力先は切り替わっています。

ただし、この形で切り替えても、ブラウザを閉じてしまえばスピーカーの指定は元通り PC 本体に戻ってしまいます。

症状は分かったが、めんどくさいはまり方してますね。

回避策。

以前の調査で確認していたスピーカーを切り替えるアプリケーション、 Audio switcher を常駐させてホットキーで切り替えることにします。

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Audio switcher

ホットキーは SHIFT + F7で Bluetooth スピーカーに切り替え、 SHIFT + F6で本体スピーカーに切り替えの設定にしました。

夜7時半からラジオタイムがスタートするので、この寸前にAutoHotkeyBluetooth スピーカー切り替えキー送信します。
また夜9時40分頃にラジオタイム終了で PC の電源を停止するので、この寸前でもAutoHotkeyで本体スピーカーに切り替えるキー送信します。





もうひとつの回避策は、なんでもいいから YouTube の動画を再生してしまうことです。
少なくとも YouTube 再生で出力先が変わることは確認できていますので。
でも不要な動画を開いて再生ボタンをクリックする自動処理なんて動かしたくありませんね。
もっと純粋に音声ファイルを開いても変わるのかもしれません。


結論は。

強いこだわりはないからスピーカー切り替えアプリ、 オートスイッチャー 利用します。
難しいことで悩みたくない。
そしてエレガントさよりも確実性を取りたい。