ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

食器が違うと食欲も違う コロナ禍で思い知る

コロナ感染対策として普通の食器が使えなくなりました。
1日3食使い捨ての紙皿スチロールカップでの食事となります。
もちろんお茶は紙コップ。割り箸とプラスプーン。
徹頭徹尾使い捨て。
ゴミの量がすごい。
SDG’sどこ行った?
サスティナブルといえば聞こえはいいけど、感染症対策を含む公衆衛生とは食い合わせが悪すぎる。


愚痴っぽくなるのも当然。
近頃食欲がイマイチです。
苦手な食事が冷たくなって紙皿に乗せられて登場したら食欲が起きませんがな。
割り箸とプラスプーンの口当たりがまた悪いんだ。
スチロールのお碗ですする味噌汁の味気ないこと。
はしっこの折り返しが唇に引っかかって飲みにくい。
部屋から出られないから活動量も少なく腹が減らないというのもあるけど、 それにしても辛すぎる。
これは私だけのわがままというわけではなくて、皆さん概ね食欲が落ちていらっしゃる。
コロナ感染で味覚が無くなった人などはほとんど食べられずげっそりしているそうな。

食器だけでこんなん食欲が変わるとは思わなかった。
私は食器にはこだわらないタイプだと思っていましたが、そうでもなかったようです。
風呂なしほどではないけど如実にメンタル削られますわ。
私って思い知る当たり前の物事のひとつに「食器」が加わりました。
「紙皿がコスパ最強」とかいう意見をたまに耳にするけど、どういったメンタルをしているんだろう? そんな生活、短期的にはいいけど長年積み重ねていると心を失いますぜ。

コンビニ弁当が平気だったことを考えると、あのトレイは結構考えられているデザインだったんですね。
これからはもう少し弁当容器のデザインに注意を払ってみよう。