ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

狂おしいほどにホットサンド食べたいよ。

今、私の周囲では空前のアウトドアブームです。
毎日のようにキャンプ道具をチェックして毎週末のようにキャンプに出かけます。

「キャンプ帰りにはアウトドアグッズ販売店に立ち寄る。そこで今回の反省を交えながら今度使いたいグッズを購入する。そして次回の休みには新しく参入したアイテムを試すためにキャンプに出かける。」

レンタルビデオを返しに行ったついでに次のビデオを借りてくるようなノリでキャンプしています。
今最もおすすめなアイテムがトランギアのメスティンだそうです。
アルミ製の飯盒で多目的な調理が可能です。
100円均一で売っているような固形燃料を着火して放置しておくだけでご飯が炊ける。
焚き火でメインを料理しながら片手間でご飯が炊けるのが嬉しいそうです。
つまり野外料理でも温かいご飯を食べられるということです。
スープも作れるし。
複数同時に購入しても余ることはありません。
現在とっても品薄で転売案件になっているほどだそうです。

trangia(トランギア) ラージメスティン レッドハンドル TR-309

trangia(トランギア) ラージメスティン レッドハンドル TR-309

こんなやつですね。
サイズのバリエーションがあるので人数や用途に合わせた最適な大きさを選ぶと良いです。
小型のごとくに固形燃料の組み合わせは料亭の一人鍋とにたようなものですから換気に気をつければ家庭内でも使えるかと思います。
目の前で炎で炊き上げるご飯はちょっとしたごちそうです。
子供たちのテンションが上がって普段よりよく食べるそうですよ。

エスビットと同サイズの固形燃料ストーブ

エスビットと同サイズの固形燃料ストーブ

こちらもサイズを確認して……。
しまった。
ホットサンドの話のはずがご飯を炊いている!

話を戻しまして、そんな私はといえば、土産話を楽しく聞くだけです。
そんな話を聞いて、昔は外に出られない自分の境遇にイラついたものですが、ここまで進退状況が悪くなるとそんな気持ちにもならず、自分ができないことを代わりにやってくれるのが嬉しくて仕方がないです。
そして時折時間を見つけては YouTube でアウトドア動画を眺めます。
炭火や焚き火で料理する絵を見ているだけで満足。



とはいえ抑えきれない食欲もあるもので。
今私は無性にホットサンドが食べたいです。

私は障害者施設で生活しているので三度の食事は施設が提供する給食です。
決して悪い内容ではないのですが、一生この内容しか食べられないとなると話は変わってきます。
予算の都合、設備の都合、法律の壁でどうしても出せないものはあるのです。
時々栄養士さんから食べたいものは何ですかとリクエストを受けるのですが、頼んでも出せないものを食べたいというトートロジー
そのメニューの中の一つがタイトルの通りホットサンドです。

悔しいので私が好きな YouTuber動画を貼り付けておきます。
焚き火のスペシャリスト ALPHA TECさんです。

最高の朝食ですよね。

ホットサンド、一般の方々にはごく当たり前の食べ物です。
軽く喫茶店に入れば大金をかけることなくいただけます。
まさに大衆料理。
ところが我々にとっては違います。
施設内の設備ではこんがり焼くという調理法はちょっと難しい。
ましてや一人前ずつ調理するのは苦手です。
炒め物や煮物のように一気に調理できなければ効率が悪くて提供できません。
ホットサンドはまさにその対極にある料理と言えるでしょう。
ホットサンドに限らず、あなただけのために1枚ずつ丁寧に焼き上げた料理って最高に贅沢ですよ。
当たり前のことが当たり前だった頃には分かりませんでしたね。


ホットサンドメーカーについてはこだわりがないので各自勝手に検索してください。
どちらかと言うとレシピで妄想したいので、レシピ本を紹介しておきます。