ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

北陸土産で「白えびビーバー」をもらう

娘の入学式が終わりました。
かみさんが無事に能登まで送り届けて娘は寮に入りました。
その帰り道で土産のリクエスト。
さて何にしよう。
答えに詰まってサラミソーセージのリピートでお願いしましたが………。
これから定期的に往来することになるからな。
連休明けにはまた能登まで荷物を積んで娘を送って行くんだ。
お土産のオプションを少しは開拓せねば
と「白えびのせんべい」的なものを頼みました。
それで買ってきてくれたのが北陸製菓の『白えびビーバー』でした。



パッケージを見た瞬間の感想。

「ビーバー」ってなんだよ!?
ビーバーの肉でも入っているのか?
それとも自分が知らないだけで海外にはそういう名前のお菓子があるのか ?

パッケージにはビーバーらしきイラスト。
間違いなく動物のビーバーだ。
コアラのマーチとかたべっ子どうぶつみたいにビーバーの形をしている?

わからないから開けてみよう………。
残念!
封を切って覗いてみたけど、何の変哲もないあられだったわ。
これのどこがビーバーなのか、北陸民のセンスがわからぬ。
マスコットキャラと思しきビーバーのイラストもどこか垢抜けておらずB 級テイストを醸し出しているし。
お土産としては結構コーナーを攻めている。


食べてみるとサクサクと軽い歯ざわり。
ほんのり甘くてしょっぱい感じ。
結構フレーバーが聞いている。
甲殻類特有の白エビの香ばしさの奥に出汁の香りが潜んでる。
パッケージから変化球を想像してたけどド直球の定番の味ですわ。
このサクサクした食感、なんか記憶があるんだけどなー。
それさえ思い出せば端的に表現できるのだけど。


ビーバーとは一体何が気になってしょうがないのでググって公式サイトを見てみました。

商品名の由来は、 1970年に開催された大阪万博のカナダ館で 展示されていたビーバー人形の歯と、 お菓子を2本並べたカタチが似ていた事が 商品名の由来なんです!

北陸全然関係ねぇ。
めっちゃ薄い関係から名前貰ってるやん。
白えびビーバーという商品名ではなく、ビーバーという『揚げアラレ』のラインナップの一つ。
他にはのどぐろとかカレー味がある。
のどぐろビーバーって、これまた攻めた名前だな。
しかし侮ってはいけない。
ビーバーは50年の歴史を持つ郷土に愛されるソウルフードだったのだ。
NBA で活躍する八村塁選手が紹介したことで一躍話題になったそうな。
これまた奇抜な掛け合わせだなと思ったら、八村塁選手って富山出身だったんだね。


もうちょっとアマゾンページをグリグリすると詰め合わせがありました。
写真のイメージから吊り下げタイプかと思ったらレギュラーサイズ。


小分け袋タイプはないかな。
開けたら一度に食べきらないと湿気てしまうのですよ。
いつも通りジップロックに入れて対処したけど。
通販は便利だけど、よほどのフリークでない限り12袋は多いね。
公式オンラインショップでも手に入るが、やはり12袋セットとなる。
ちなみに公式は送料無料で2000円なので Amazon で購入するより明らかにお得。

いや私が求めているのは安いのではなく小分けのやつ。
公式サイトによると2種類の味が楽しめるアソートビーバーボックスというのがある。
残念ながらAmazon はおろか公式のオンラインショップでも取り扱われていないので現地で土産として購入するしかないようだ。

hokka.jp


白えびビーバー、今日も食べたけどうまいね。
確かに美味い。
今頃思い出したけど、以前食べたという記憶は給食で出たやわらかおかきでした。
思い出してみると、さほど似てない。
もちろん味はビーバーの方が豊かだ。

今度北陸出身の人と出会ったらビーバーの話題を振ってみよう。
愛好家ではなくても悪い気はしないだろう。
愛知県で言うなら『松永製菓のしるこサンド』のような立ち位置と解釈している。