ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

今年も生きることを許された 病院受診を終わる

正月のお食事にお餅が提供されないことに対して、散々プーたらプーたら言っていましたが、諦めた頃に出てきました。
まさか鏡開きのおしるこよりも順番が後だとは。

小さめにカットされてこんがりと焼かれたお餅がお雑煮に入ってました。

結構本格的な餅で大満足。
しっかり噛んで小さくしてからゆっくりと飲み込みます。
時間をかけて味わいながら丁寧に食べきったことで、私の心の中に正月を迎えることができました。
そして儀式を終えることで今年生きることを許された気がします。


やはり餅は危ない。
自分のペースで食べられれば良いのだけど、食事介助だと 介助者とのリズムが合わないと嚥下に失敗します。
飲み込もうとする瞬間に口を開けると危ない。
おしゃべりに夢中になるとこういう事を起こしやすい。
だから、完全に飲み込み終えるまで喋らない、口を開かないことを徹底します。
食べ終えるまで喋ってはいけないルールは恵方巻きよりも正月のお餅に適用した方が良いのではないか?
徹底的に噛むのも大切。
歳の数だけ数えるのは節分の豆よりもお正月の餅を噛む数に適用したほうが良いのではないか?


そんなこんなでバタバタしているうちに病院受診の時期を迎えました。
寒波到来で気分は最悪。
血管が縮んで採血にも苦戦しました。
強風でひざ掛けが持って行かれそうになるし。
流行の兆しを見せているオミクロン株は感染力が高いそうなので怖い。
体を冷やして抵抗力を落とすと侵入される隙が生まれやすい。
緊張して気分がピリピリ。
でも、かみさんと久しぶりに会ってホッとする。
他愛もない話しかしていないけど、リラックスしていられる。

診断結果の方は順調なようでした。

そして不足していた物資とおやつを無事にゲット。
密輸です。密輸。


帰り道に運転手のおっちゃんがいつもより遠回り。
少し時間に余裕があったから別ルートの テストをしたようですが、いつもの道の方が早かった。
違うルートの景色を眺められたから良しとする。
噂の唐揚げ屋の店構えを確認できたし。


次回の診察では少しあったかくなっているでしょう。

皆さんにお願いしたいことは

正月の餅、恵方巻きより黙って食べろ。
節分の豆の数だけ噛んで食べろ。