ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

ロールキャベツの意味が分からん

餃子、 春巻き、小籠包。
天ぷら、おにぎり、餅巾着。
包んである食べ物はだいたい美味しい。
絶対美味しいと言いたいところですが、少し言葉を譲ってしまう 原因がロールキャベツの存在。

ロールキャベツって美味しいですか?

ロールキャベツって不思議な食べ物。
まずくはないけど、テンション上がるタイプでもないし、食べた時のインパクトも少ない。
これが日本に定着している意味がわからない。

作る工程が複雑で家庭料理には向いていない。
キャベツは日本でもありふれた野菜だけど、破らないようにめくるのは意外と難しい。
ロールキャベツを作るなら、事前に巻きのゆるいキャベツを用意しておかなければならないので、気合いの入るこんだけだと思う。
食べるときの幸せ感も薄い。
キャベツの繊維が邪魔で箸で食べるのが難しい。
フォークとナイフを使って切ったとしても口に入る頃にはバラバラに分離している。
切った時に中から汁が溢れ出るエンタメ要素もない。
そして致命的に米と合わない。
だから外食でもわざわざ頼みたいとは思わない。
家庭料理でもなく外食でも人気ランキング圏外なのに、 誰もがロールキャベツを知っていて食べたことがある。
どこのどいつが根気よく普及してるんだ?

給食だよ、給食。

そして給食用に冷凍食品が作られている。
家庭でも野菜嫌いを克服させるためにそれを購入している。
そんなに栄養のバランスが良いのか。

それはいいとしても、食べづらいんだよ本当に。
噛み切れなくて口の中に繊維が残って 飲み込めないし。
食べにくさのストレスでキャベツ嫌いになっても知らんぞ。
キャベツは別添えの方が絶対日本人向けだと思う。