ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

敷きパッドの滑り止めが意外と画期的だった

ベッドシーツの敷きパッドの話です。

敷きパッドといえば四隅のゴムバンドで留めるのが主流かと思われますが、 我々障がい者の場合ですと車椅子とベッドの間をスライド移動すると、 結構ずれていちいち直すのが面倒なんです。
特に繰り返し洗濯したものだと、ゴムがべろべろになって ゴムバンドが意味をなしてなく横になるたびぐしゃぐしゃになって毎日憂鬱な気持ちになります。

しかし近頃ゴムバンドではなく、ゴムの滑り止めでずれないようにするタイプの敷きパッドを目にするようになりました。

四隅の裏面に凸凹のゴムのような滑り止めがついていて、横向きの力を食い止めてくれるようです。
視覚的にもすっきりして気持ちいい!
問題は滑り止めが見かけ倒しで結局だらだらにならないか、眠っている間に裏返らないか、電動エアマットが傾いた時に滑らないか、繰り返しの洗濯に耐えられるか、などなどいくつかあります。
迷ってても仕方がないので一枚試しに購入しました。

滑り止めは想像していたよりもずっと強力でほとんどずれる事がありませんでした。
エアマットが傾いても大丈夫。
スライディングボードで車椅子に移乗しても大丈夫。
もちろん逆向きで車椅子からベッドに移るときも問題ない。
自分の体重で滑り止めを密着させる構造になっているのでしょうかね?

品質そのものは満足しました。
最大の問題は繰り返しの洗濯に耐えられるか。
厳密に言うと洗濯&乾燥機です。

ゴム製品に乾燥機はあかんやろ。

もちろん表示にも乾燥機は NG とあります。
でも洗濯に出すと自動的に乾燥機にかけられちゃうんだもん。
完全に自己責任で乾燥機にかけてしまいます。

厳しい結果になるだろうなと予想しながらも、それを見極めてからブログに書こうかと2か月近くにわたって使用してみました。
本当はもっと確かめたかったですが、早く書かないと夏用が終わってしまうので見切り発車です。
結果としては、滑り止めの効力は少し低下してしまうようで、新品の時よりは ずれているのが確認できるようになりました。
1年後にはただの布切れになっているかもしれない。
手洗い自然乾燥に比べれば 寿命を短くなると思います。
四隅をゴムバンドで留めるタイプも結局ゴムなんだから乾燥機は NG で、 滑り止めタイプが悪いわけじゃないんですけどね。
ゴムバンドのような引っかかるものがあるのとないでは不思議と安心感が変わるんですね。
その辺好みが分かれるかもしれません。
でも製品のアイデアは画期的だったし、今後の使い勝手次第でリピートするかもしれません。
まずは1シーズン使ってみます。

肝心の滑り止めタイプの敷きパッドはニトリやイオンで取り扱っているので、店舗に赴いて触って確かめてみてください。