ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

GW のステイホームで映画を観よう3 マッドマックス2

GW を利用して映画を見る試みは3本目。
今回はマッドマックス2
頭空っぽにして見られるバイオレンスアクションです。
中学生くらいにテレビ放送で見たような見てないような微妙な記憶です(サンダードームは絶対見たんだけどな )。



マッドマックス2 (字幕版)

マッドマックス2 (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video

ストーリーは単純明快。
人間不信の一匹狼の男が車で荒野を駆け巡る。
それだけ。
40年前の作品と言うこともあってオープニング周りは牧歌的な密度の薄さがありましたが本編の方は最初から全力疾走です。
迫力あったわ。
小型ヘリにまたがったちょっと風変わりな男がいい味出してましたね
ずるくて身勝手なところもあるけど、なんだかんだで結構いいやつ。
一人で去っていった後に奴らにやられたマックスを何の義理もないのに助けに来ましたからね。
鎖で繋がれて歩き回されたり、オイルタンクを担がせて運ばされたり、いろいろひどいことされているのに、マックスを「相棒」認定してくっついてくる。
この一方通工的な関係が何とも可愛らしい。
終盤はすごいハラハラさせられて「大ピンチじゃん、どうなっちゃうの?」というところで一気にズドンと落としてくる終わり方は余韻が残りました。

無愛想なマックスが銃弾をもらった時だけ微笑んでいるところでほっこり。
てっきり核戦争後の文明崩壊の世界を描いたと思い込んでいましたが、劇中には核兵器の姿は全く見られませんでした。
核兵器なしにあんなに荒廃するなんて、人類はどんだけ野蛮な殺し合いをしたのだろうか。
V8の車1台に積んであるガソリンを目当てに何台もの車で追い回すなんて不合理極まりないはずですが、それすら分からないほど人類の理性は吹っ飛んだということですかね。
革のプロテクターとモヒカンの男は北斗の拳にも影響を与えたように、最強のインパクトを残してました。
悪の総裁のヒューマンガスは黒いカリスマに溢れていたものの、怒りのデスロードのイモータン・ジョーの方が一枚上手でしたね。


マッドマックス2 (字幕版)

マッドマックス2 (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video