貧乏耳から鱗が落ちる

PC が故障した期間の出来事を後から思い出しつつ書いていますので時系列にひずみが出ていることをご了承ください。

気づいてしまった。

PC が故障しました。
当面の間タブレット生活です。

ラジオ番組は Radiko アプリがあるし、 動画配信のアプリもあるので、 生活スタイルに大きな変化はありません。
ただ、寝る時と起きる時にタブレットとイヤホンが大移動するのが少々煩わしいだけです。
少しでも手間を避けようと、夜間は昨年購入したソニーのイヤホン、昼間はノーブランドの500円にも満たないイヤホンと使い分けるようにしました。

そこで気づいてしまったのです。

あれ、音が全然違う。

これまでずっと自分のような貧乏耳には音の違いなんて分かり来ない。
イヤホンやスピーカーなんて音さえ出れば安物でもいいよ。
などと考えて生きてきましたが、こんな私でも聴き比べる機会があればわかるんだ..l。
ちなみに現行使っているソニーのイヤホンはMDR-XB55です。

ソニー イヤホン 重低音モデル MDR-XB55 : カナル型 ブラック MDR-XB55 B

音質よりもケーブルが絡まないことを重視してチョイスしました。
ケーブルが少し太めで平べったくなっているので、宣伝文句の通り格段に絡みにくいです。

こんな曲だっけ?

そうと気づいてからは毎日イヤホンを取り替えて聴き比べ。
特に毎日聞いているラジオ番組で違いが大きいことに気づきます。

この歌ってこんな音が出てたの?

というくらい違いました。
特に重低音がまるで違います。
ベース音がめちゃくちゃ強調されています。
もしかしたらタブレットの再生ハードウェアが重低音重視に作られているのかもしれません。

もちろん個人の感想ですけど。

今まで漫然と聞いてきたけど、細部まで作り込んであって聞くたびに新たな発見があって面白いんですけど。
洋楽のダンスミュージックがめちゃくちゃ気持ちいいです。
よく見たらイヤホンが重低音重視の製品でした。
鬼滅の刃の紅蓮華とか、どこにでもある普通のアニソンとしか聞いていませんでしたが、こんなにかっこいい曲だったとは。
どうやら自分はスピーカーよりもイヤホンの方が相性がいいらしいです。
そこそこのステレオのスピーカーで聞いた時にはこんな感触なかったですし。

イヤホンを探す。

ということで今までより少しグレードの高いイヤホンを購入することにしました。
実はこれ以外の事情もあって、マイク付きのイヤホンを購入しなければならない流れになっていましたのでそれに乗っかります。

イヤホンは頻繁に断線してしまうので消耗品と捉えると、あまり高価な商品を購入するのはためらいます。
どんなに高くても8000円程度かな?
素人だからそんな価格帯の商品があるのかも知りませんが。
いやいや、たとえ5000円でも音質の違いがわからなかった上に速攻断線したらどうしようと、 かなりビビった買い物となっております。

探し中に、ハイレゾ対応とか言う販売価格を2度見3度見してしまうようなイヤホンを見つけてしまいますが、さすがにそこまでは求めていません。
来年あたりもう一度貧乏耳から鱗が落ちてハイレゾの凄さが分かったとか興奮していない可能性もなくはありませんが、さすがにそこまで道楽人ではないと信じたいです。
ハイレゾには対応してなくてもいいから、その範囲の中で程々のやつを探すことにします。
選んだのがコレです。

ソニー イヤホン MDR-EX650AP : カナル型 真鍮製ハウジング マイク付 ブラスブラック MDREX650AP BQ

同じソニーのイヤホンなら聞き比べた時の違いがわかるはずです。
重低音ではなく中高音重視にしました。
ポップソングを聞くときは重低音の響きが邪魔になることも分かりましたので。
ソニーのイヤホンで統一されているのでしょうか、どちらもイヤホンでも左右の区別が簡単にできるように、右耳には赤い丸、左耳にはグレーの丸の印が付けられていますので、同じソニーの製品のほうが移行がスムーズになるというのも気に入りました。

使ってみた。

Huawei のタブレット MediaPad に直接接続して聞いてみます。
確かに宣伝文句通り、中高音の伸びが非常に良いです。
重低音の突き出た迫力は軽減されています。
とはいえ、重低音が粗末に扱われることもなく、 存在感を持ったクリアな音が出ています。
ケーブルが細くて絡むことは増えました。
絡みにくいケーブルとは書いてありますが、きしめんケーブルに比べれば絡みやすいです。
あまりの細さに断線してしまうのではないかと心配です。
カナルの部分がかなりコンパクトになっていて音漏れするんじゃないかと心配しましたが、そんなこともないようです。

タブレットのプラグに直接挿した場合と、 Bluetooth レシーバーで聞いた時を比べてみると、タブレット直接の方がよりリアルに迫力ある音が出ます。
やはり再生ハードウェアのスペックにも影響が出るのでしょうか。
オーソドックスなバランスで音が出るので、普段使いのイヤホンとしては申し分ありません。
ラジオ放送とラジオから流れる音楽を聴く用途であれば、重低音特化型よりこちらの方が勝ると思います。
女性ボーカルのポップソングとか気持ちいいですよ。
今満足した気になっていますが、音のことはよくわからない完全初心者なので、少しずつ勉強して出直します。