ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

たまには映画でも見るか プロジェクトA

前回のバーフバリ伝説誕生から早くも2週間経ってしまいました。
感想を書くのに4日もかかっていれば、2週間経つのが早いのも当然ですね。
今回は久しぶりにサモハンキンポーの映画が見たかったので、霊幻道士を探していたのですが、動画配信サイトの取り扱いが薄くて見つけられませんでした。
ゾンビ映画も面白いですがキョンシーも負けていないですよ。
その代わりにして良い作品ではありませんが、Amazon プライムビデオで見つけたプロジェクト A を見ることにしました。
これも前から見たかったんだな。


プロジェクトA(吹替版)

プロジェクトA(吹替版)

  • 発売日: 2018/11/07
  • メディア: Prime Video

もちろん?日本語吹き替え版です。
ジャッキーとサモさんの映画は大人気で、テレビ放送も含めて日本語吹き替え版で接する機会が多かったです。
私も彼らの作品をほとんど日本語吹き替え版で見ていたので、声優たちがしっくりしすぎていて、どうせ見るなら吹き替え版なんです。

プロジェクト A。

1983年に香港で公開された映画で、日本での公開は1984年2月。

監督ジャッキー・チェン
脚本ジャッキー・チェン
エドワード・タン。
主演ジャッキー・チェン
サモ・ハン・キンポー
ユン・ピョウ。
上映時間1時間45分位。

この作品を見た感想。

文句なく面白い。
これだけで十分です。
アクション映画が苦手でない限りは外れることはありません。
息を呑むアクションの次は息もつかせぬアクション。
Action & Action。
これ以外に必要なものがあるだろうか?いや、ない。
舞台が切り替わる事にアクションの性質がガラリと変わる。
パートナーも変わる。
ヒロインまでアクションに巻き込まれる。
酒場、階段ホール、裏路地、時計台、。
大道具小道具を交えながらファンタスティックな立ち回りがテンポよく繰り広げられます。
しかも各場面ごとにユーモアが上手に盛り込まれています。
緊張と緩みが波のよう。
なお、ヒロインが土手の斜面をスカートを裏返されながら滑り落ちる場面に猛烈なエロスを感じたのは秘密にしておきたい。

ストーリーは所々駆け足なところもありますが、起承転結ちゃんと盛り上がりがあって置いてけぼりになることもありません。
最近の映画は冒頭15分の派手なアクションで掴みをするのが約束にすらなっているので最初のチャンバラが始まるまでじれったい気持ちもありましたが、準備運動から徐々に本格的になっていく 導入は良かったです。
この盛り上がりはそろそろ終盤かなと思ったら、まだ余裕で30分以上残ってました。
おじさんになると興奮の消化にも時間がかかるようになるのか、若干疲れを感じるくらいの爽快感です。
ジェットコースターから降りてきた時のフラフラ感といえば伝わるかな?
あんなにカッコ良く活躍したヒーロー達が最後の場面でポンコツぶりを晒して終わるのも平穏な日常を取り戻せたことが伝わって良かったですね。
そうだった、あいつら天下無双のヒーローではなくて、アヒルの方がマシに泳ぐと言われるくらいの連中だった。

最後に。

映画には古いも新しいもないですね。
どんな時代だろうと面白いものは面白い。
その時代ならではの優れた面白さがあるものです。
しかも良い映画は繰り返し見ても面白い。
次回は何を見ようかな。