ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

お気に入りの番組紹介 アフター6ジャンクション

お気に入りのラジオ番組の紹介するシリーズは第6弾です。
今回はアフター6ジャンクションです。

公式ページによりますと

あなたの"好き"が否定されない、あなたの"好き"が見つかる場所。 映画・音楽・本・ゲームなどの分析や、独自視点による文化研究など、日常の中にある「おもしろ」を掘り起こすカルチャー・キュレーションで現代社会に広がる様々な趣味嗜好の多様性を受け止める。 番組略称は「アトロク」(いとうせいこう命名)。

アフター6ジャンクション|TBSラジオFM90.5+AM954~何かが始まる音がする~

とのことです。


月曜から金曜日18時から21時まで TBS ラジオでオンエアされる番組です。
いわゆる帯番組というものです。
パーソナリティーはライムスター宇多丸さん。
各曜日にパートナーとして TBS のアナウンサーがつきます。

関東地方以外にもネット局で放送されている地域もあります。
地域外の方は Radiko エリアフリーまたはラジオクラウドで聴くことができます。


改めて公式ページはこちら。

www.tbsradio.jp


Wikipedia の項目はこちら。

ja.wikipedia.org


SNSTwitterInstagram の公式アカウントが用意されています。

Twitter は番組放送前に内容の告知を主に行います。

twitter.com


Instagram は番組内で登場した音声だけでは伝わらない物の紹介などを行います。



ラジオクラウドはこちら。

radiocloud.jp


さて、ここからは私なりの視点から番組を紹介させていただきます。
と言うか私のつたない言葉を並べるのも野暮なくらい説明不要な番組ではないでしょうか。

簡単に申しますと、音楽・映画をはじめとする多種多様な文化的活動を紹介する番組です。
カルチャーに興味を持った人に向けて、様々な方面の新たな知見をもたらせてくれる、まさにその名の通りカルチャーのジャンクションです。
自分だけの低いアンテナでは知ることがかなわないようにマイナージャンルのサブカルチャーや最新ホビー、文化的取り組みなどを非常に幅広く扱ってくれるので、目から鱗を何枚も剥がしてくれること請け合いです。

私はこの番組を知ることでラジオ番組に興味が湧き、習慣になるほど聞くようになりました。
お気に入りの番組紹介シリーズは、この番組を紹介したいためだけにはじめたようなものです。
だから私のような半端な熱量で書くのが非常に恐い。
書こうと思ってもなかなか体が動きません。
しかも私は生活習慣の都合で 新概念提唱型投稿コーナーと特集(ビヨンド・ザ・カルチャー)しか聞いてないし。
さらに日常生活の中で洋楽洋画に触れていないのですよ!?
そんな私がなぜ喜んで聞いているのかわからないくらい。

こんな私が紹介を書いていいのかな………。

という具合にビビりまくって一か月以上寝かせていたのですが、ラジオ番組にも季節ごと編成が変わるので、好きな番組がいつまでもあるとは思わない方が良い事に気づきました。
好きなものは元気なうちに好きと言っておかないと絶対後悔しますからね。
思い切って私が気に入っているところを宣言していきたいと思います。


大好きなものを情熱込めて熱く語る人の姿はとっても刺激的で楽しい時間となります。
そう、この番組はサブカル界隈各方面のスペシャリストが深い沼へと用意周到に引きずり入れる罠のような番組なのです。
サブカルとは沼。
一度足を踏み入れたら後戻りできない深い沼。
うっかり聞いてしまったらもう最後。
セイレーンの歌声に操られるかの如く、 番組で紹介されたヒトモノコトを求めて、ネットを徘徊し、 Amazon をポチリ散財してしまうのです。
自分が寝たきりの体でよかった、我が身の不幸に感謝する大発見、自由な体とネットがあったらどれだけ散財していたところか。
エージェントたちのプレゼンテーションの上手は巧妙に仕掛けられたトラップと言わざるを得ません。
しかもエージェントはたくさんいる。
すぐそこにいる。
最前線の輝く舞台の裏方にいる。
人を動かす何かを仕掛ける場所にいる。
熱い気持ちで動いている。

世の中にエンターテイメントと名の付くものって今の世の中どこにでも溢れかえっているって思ってしまいますが、それらの一つ一つがたくさんの人と情熱が交差して構築されているものだと、当たり前だと見過ごしがちなことを改めて認識させられます。
その渦の中に飛び込むきっかけに、この番組でなることも十分にあり得ます。




といった具合に、非常に熱気ある番組ですが、 誰もがすぐに波に乗っていけるとは限りません。
番組が扱う内容が広範囲にわたる上に、非常にディープでノリが合わない時は徹底的に合わないです。
もちろん初心者にもわかりやすいように優しく導いてはくれますが、リスナー側もある程度前のめりに行かないと置いてけぼりになりがちです。
目から鱗剥がしたい、嫌いだったものが大好きになる瞬間を味わいたいという気持ちがあったとしても、全く好奇心が刺激されない日ももちろんあります。
曜日によって、特集内容によって、ゲストによって、浮き沈みが激しい番組と言えるかもしれません。
そういう特徴も備え持つ番組ですから、3時間で見切りをつけるのはもったいない。
2週間くらいは様子を見るつもりで聞いていただきたい。

効率重視の方は金曜日に一週間の話題を総集編的に振り返っているので、そこで興味を引いたものだけを Radiko のタイムフリーで聞くのが良いかもしれません。
私は月曜日から木曜日まで聞いていて、木曜日が特に好きです。

皆様この機会に是非ともトライしてみてください。