ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

スクリプト起動確認ダイアログを表示しないようにする【AutoHotkey】。

f:id:yasushiito:20190403184928p:plain
常駐させているスクリプトを再度起動しようとすると次のようなメッセージが出ます。

An older instance of this script is already running. Replace it with this instance?
Note: To avoid this message, see #SingleInstance in the help file.

スクリプトを再起動すると変数などの状態が失われてしまいます。
もちろん何らかの処理中であれば、処理途中であっても停止します。
これはそのための確認ダイアログです。

スクリプトでメッセージを抑制する。

このダイアログに返事をするのが面倒な場合はスクリプトの先頭に次のような行を書きます。

#SingleInstance force

www.autohotkey.com

ショートカットから再再起動する方法。

スクリプトに変更を加えたくない、加えられない時はショートカットを作成して起動オプションを与えます。
AutoHotkeyの起動オプションで/rまたは/restartオプションを与えると確認することなく再起動してくれます。
一度も実行しておらず常駐されていない場合は普通に起動してくれます。
スクリプト内に#SingleInstanceコマンドを書いたよりも優先順位は高いです。

ショートカットの作り方。

  • ショートカットはAutoHotkeyの実行ファイルを右クリックしてメニューの中から作成します。
  • ショートカットを右クリックしてpropertyを開きます。
  • リンク先の項目にAutoHotkeyの実行ファイルの場所が入力されているので”で囲みます。
  • その後ろにスペースを空けて起動オプション/rを入力します。
  • さらにその後ろにスペースを空けて起動したいスクリプトのファイル名を入力します。

例えば次のようになります。

"C:\Program Files\AutoHotkey\AutoHotkey.exe" /r "C:\Users\penjiro\Documents\autohotkey\myscript.ahk"

先ほどの例のとおりなら次のようになります。

"C:\Users\penjiro\Documents\autohotkey\"
  • OK ボタンをクリックします。


so-zou.jp