スリープモードのWindows が昼寝中に勝手に起こされてしまう。
Windows 10あるあるの現象のようなのですが、スリープモードにしてあっても勝手に解除されてロック画面が表示されています。
時に昼寝中の間が顕著でほとんど毎日この現象が発生します。
最初は私を起こしてついでに介護の方が PC も起こしてくれているのだろうと思い込んでいましたが、明らかに期待しない瞬間にスリープ解除されてしまってます。
就寝中じゃあるまいし、長くても1時間程度なのでスリープ解除されても大迷惑ではないのですが、 PC が期待しない挙動を行うのが気持ち悪いです。
こんな時はイベントビューアを使ってスリープ解除している犯人を突き止めます。
イベントビューアはスタートメニューの Windows の管理の中にあります。
起動した画面はこんな感じです。
左のウィンドウの Windows ログのツリーの中からスリープ解除された時のイベントを探すのですが、こんなのどこにあるのかわかるわけないです。
そんな時はおとなしく検索してイベントビューアでスリープ解除のイベントの探し方を調べます。
右のウィンドウでカスタムビューを作成してスリープ解除関係のイベントだけを抽出すれば必要なログだけ確認できます。
次のようなダイアログが開くので、必要なイベント ID をカンマで区切って入力すれば良いようです。
必要なイベント ID がどれだかわからんので ID も検索します。
えられた情報によればスリープ解除のイベント ID は1のようです。
電源オンオフなどのイベントログは見なくても良いのでスリープ解除だけで抽出します。
次のように中央のウインドウにスリープ解除理科発生した時間と理由が表示されます。
時系列で並んでいるので、昼寝から起こされたであろう時間あたりを探してみます。
確かに昼寝中にスリープが解除されてしまっています。
近辺に発生しているイベントはシステム時刻の同期くらいなものですが……?
システム時刻の同期っていうのは PC の時計が狂わないようにインターネットから正確な時間を取ってくることを言います。
精一杯想像するならこんな感じです。
Windows が PC の時計を合わせるために一定時間ごとに時刻の同期をしようとする。
ちょうどお昼くらいに試みられる。
ところがスリープしているのでインターネット接続できない。
そこでスリープ解除してインターネットから正しい時間を取ってくる。
ロック画面でスリープモードにならないように設定してあるので PC が起きたままになる。
こんな感じのシナリオならありえそうですね。
システム時刻の同期に関して設定することでこの問題は回避できるかもしれません。
しかし今日のところはここまでにします。