ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

朋有り遠方より来たる亦楽しからずや。

タイトルは論語からの引用です。
普段からさんざんぱら儒教をディスっているのになんで論語から引用してんだよ!?
しかも若干外れた引用の仕方だし。
ちなみにこのフレーズ、論語を読むと1ページ目に出てくる割合が高い話だから聞いたことがある人も多いでしょうね。
割合が高いってなんだよ?
と思う方もいらっしゃるかと思いますが、論語に順番はありません。
あれは孔子の名言集みたいなもんで、いつどこで話したとかいう順序では並んでいません。
孔子の没後、彼の弟子たちが教えてもらった名言を出し合ってまとめられています。
つまり、論語の章立ては話を聞いた人物ごとにまとめられています。
だからどこから読んでもいいんです。

じゃあ編集の意味は全くないのか?と言うとそうでもありません。
孔子は相手の性格、能力、目標などを考慮しながらその人に合ったお説教をしているので誰に対して教えたのかによって意味合いが変わってくるんですね。
弱気な人には励まして、意識低いやつは叱咤して、無鉄砲な奴には落ち着くように諭しています。
だから論語を読むときは自分とキャラが被っているタイプの弟子のエピソードを読むのが良いんですね。
しかしながら中途半端に論語を選んだやつはいけません。
相手の性格も考えずに勝手に引用して相手に投げつけます。
弱った人を追い込む。
無鉄砲な人をそそのかす。
論語の言葉は胸にしみる言い回しだから余計に行けません。
論語はダメ、絶対!

論語 (岩波文庫 青202-1)

論語 (岩波文庫 青202-1)

だいぶ熱が入ってしまいました。
私はこんな話がしたかったわけではないです。
先日、友人が訪ねてきてくれました。
その話をしようと思ったんです。
彼は大学時代の同期で本当に仲良く遊びました。
卒業してからもいつも一緒でした。
私が病気で遠方にうつってしまったので会う機会はめっきり減りましたが、特段疎遠になったわけでもなく。
家庭を持つと忙しくなるので特別なことではありませんよね?

十数年ぶりに会ったのに全くブランクを感じさせないくらい話が弾みました。
古い友っていいものですね。
久しく会っていない他の友人たちの情報もアップデートできました。
皆さん仕事の方でも順調にステップアップされているようで、少々置いてけぼり感たるものの、厳しい時代にしっかり活躍できているのはさすがだなと思います。
少々畑は違うものの業界のトレンドを「生きてる」情報として受け取れたのも収穫です。

手土産にわらび餅を持ってきてくれました。
見るからに高級そうなビジュアルのわらび餅です。
すごくうまい。
こんなきめの細かいきな粉食べたの初めて。
餅の柔らかさとしっとり感のバランスもとても良く、中のあんもとても上品です。
店を調べてみると名古屋の名店芳光ということです。

tabelog.com

テレビでも取り上げられているようで、名古屋近辺の人には言うまでもないほど有名だったようです。
知らんかった。
店舗に行かないと購入できない上に季節限定のためまもなく入手できなくなるのでいいなと思った方は急いで GO!
年に一度はこれを食べられるのが当たり前の身分になりたいですね。