ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

【AutoHotkey】環境変数を取得する。

スクリプトを配布するにあたってユーザ固有のパラメータをスクリプト内に直接記述しないようにしたいです。
例えば ID など。
これまでの例でははてなブログに新規エントリーを作成するショートカットで自分のブログ ID を入力していましたね。

    SendInput,http://blog.hatena.ne.jp/xxxxxxxxxxx/xxxxxxxxxx.hatenablog.com/edit
    Send,{enter}

これを避けるために環境変数を使います。
手っ取り早くですよ。
本来なら設定ファイルを用意して読み込むべきものなんですけどね。

ja.wikipedia.org

環境変数はユーザーごとに設定できるし他のユーザーからは見ることができないので、このような用途には最適です。
あんまり使いすぎると収集つかなくなりますけど。

環境変数に設定された自分のはてな ID を参照することでスクリプトから配布したくない文字列を排除できます。

Windows でコマンドから環境変数を設定するには次のようにします。

setx hatenaid yourID

www.wannko.net

今回ははてな ID をhatenaidという名前で記憶させることにします。yourID の部分にあなたのはてなユーザー ID を入れれば良いですね。

AutoHotkey環境変数を参照するには変数と同じです。
次のコードを実行すれば表示されるはずです。

MsgBox, %hatenaid%

初期化されていない変数を参照するのが気持ち悪い人はGetEnv関数でも取得できるようです。

ahkwiki.net
ahkwiki.net
スクリプト情報の下の方に環境変数について書いてあります。