ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

ありきたりの Windows 操作を自動化したい。

はじまりはいつも不満から

先日から利用を始めたクリップボード監視ツールですが一つだけ弱点がありました。
Windows をシャットダウンするときクリップボード監視中だと上手に終了してくれません。
電源を切りたい時に毎回アイコンから終了させるのはかなり面倒です。
特に右クリック操作のあたりで。
キーボード入力を擬似的に連続的に発行することはできないのかな。

探してみる 。

大昔の話ですが uwsc というアプリで Windows を自動操作した覚えがあります。
もう一つの情報として Windows ユーザーが長らくお世話になった uwsc も現在は他のツールに代替される流れとなっているという話も聞いた覚えがあります。
一段と進化した、時代にあった自動化ツールが普及しているのなら是非ともチャレンジしてみたいものです。
また最近では AI も含めて自動化するRPAという問題解決法も随分と話題になっています。
rpa については、 IoT スマートスピーカーに続くムーブメントになっているとすら聞き及びます。
RPAの仕組みはきっと複雑でしょうから比較的ハードルの低い Windows 操作だけの自動化ツールを探してみたいと思います。
と言うか実はこのブログの連続更新チャレンジ始める前に見つけています。
それらを紹介する記事を見つけました。
これでは検索の how to には何一つなりませんね。

qiita.com

これはとても参考になりますね 。
AutoItとAutoHotKey
この二つですね。
どちらもだいたい同じなのですが後者はショートカットキーに対応しています。
キーボードから複数のキーの組み合わせで入力されるのをきっかけに自動化処理を走らせる ことができるんですね。
例えば Windows キーを押しながら1を押すと メールソフトが起動するなどのようにできます。
キーボードショートカットでスクリーンショットを撮ったり右クリックメニューを開いたりしている私には絶好の機能ですね。
これを使えばクリップボード監視ツールの終了も比較的簡単に行えそうです。

試してみる 。

ダウンロードはこちらから。

www.autohotkey.com


サイトデザインがシンプルすぎて戸惑いますがダウンロードボタンでインストールプログラムをダウンロードしてください。
インストーラはdefaultの指示に従えばすんなり終わってくれます。
これも非常にシンプルに完了してしまうので若干戸惑いましたが、ちゃんとインストールできてました 。

インストールされたら早速実行して確認したくなります。
サンプルスクリプトが手近にあれば良いのですが、一見すると見つかりません。
日本語の Wiki サンプルコードがたくさんありますのでそれをコピペすれば試すことができます。
メモ帳などを開いてファイルを保存してください。
autohotkeyスクリプトファイルの拡張子は ahk です。

ahkwiki.net

よく分からないスクリプトをコピーして実行するのはちょっと不安があります。
実はサンプルファイルが Program Files\AutoHotKey に収納されています。
WindowSpy.ahkを実行してみてください。
起動中の Windows の様々なステータスが表示されるはずです。

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まとめ

ここまで行けばあとはdocumentを読み込んでアプリケーション終了のスクリプトを作るだけです。

ahkwiki.net

どうやら Windows をシャットダウンする瞬間を捕捉できるようなので全く操作しなくてもクリップボード監視ツールをスムーズに終了させることもできそうです。
今回はここまでにしましょう 。

ahkwiki.net