ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

結果よりも過程が大事

少しでも役に立てそうなこと

最近マメに更新しています。
あとちょっとで30日連続更新です。
ここ最近ちょっとだけスタイルを変えました。
それがタイトル『結果よりも過程が大事』です。
分からないことがあった時 Google 検索してみるとほとんどの場合ヒットします。
『~のやり方』などで調べれば確実にわかります。
そこで第一候補としてヒットする記事は簡潔ながらも丁寧でわかりやすいものばかり。
確実に解決まで導いてくれます。
当然ながらプロのテクニカルライターの記事も多いです。
私の粗末な記事でそれらの内容をフォローするのは容易ではありません。
情報に溢れたこの時代にブログを読む人は多くないだろうし、情報を求めた人が検索によってこのページに導かれることはほとんどないでしょう。
何かの拍子に訪問てくれるきっかけがあると想像した時に求められる物。
それはいきなり出てくる答えよりも、失敗しながら 出した試行錯誤の過程ではないかと思ったのです。

例えば、障害のある生活の中で不便を解消した記事を書く時。
具体例を書くよりも、 どんな失敗をしながらこういうスタイルになったかを書きます。

例えば、PC 作業の効率を上げる記事を書く時。
使い方と利用の具体例を書くよりも便利なソフトウェアを発見するまでの頭の中と心の動きを書きます。

例えば、ギフト向け食品を購入した記事を書く時。
商品の感想を書くよりも、どんなきっかけで買うことになったか、なぜこの商品を選んだのかを書きます。

障害者生活を諦めてしまってないか

ご存知の通り私は重度身体障害者です 。
障害者生活は不便極まりないことが当たり前です。
当たり前すぎてそれを何とかしたい気力すらなくなります。
経済力が豊かであれば不便をお金で解決できますが、お金をかけずに楽をしようと言うのは都合が良すぎる話です。
諦めた方が手っ取り早いですね 。
まあそれでも工夫次第でお金をかけずに改善することはできます。
もしあなたの近くに面倒見の良いアイディアマンがいたとしたら、彼はあなたにとって大きな財産と言えます。
障害者界隈には必ずそれっぽい人がいて彼らの知識が我々は支えてくれています。
しかしそのサポートにも限界があります。
彼らのサポートが届かない時、教えてくれないからできないと諦めるよりも、自分で考えられる方が圧倒的有利ですよね。
私は面倒見は良くないのでね。
せめてアイディアの出し方だけでも提供したいと思うわけです 。

問題は認識して初めて解決に向かう

私はどうやら世間一般の人に比べればITスキルは高い部類のようです。
それもあって毎日 PC にかじりついています。
PC 作業はなんだかんだで単純作業の繰り返しが多いです。
コンピュータは楽をするために使う道具なのにしんどい作業を繰り返していては意味がありません。
ところが、たいていの人は単純作業を厭わずに手作業を 繰り返します。
作業を面倒がって効率化しようと考える人は実は少数派なんです 。
繰り返し作業はコツコツと体を動かせば必ず終わります。
しかも頑張って作業を終えることはとても気持ち良い。
こういう時は『ソフトを使って省力化できるよ』と記事を書いても心に響きません。
詳しい人が知識を自慢しているようにしか感じないからです 。

PC を便利に使う人は最初から何でも知っててバリバリできるわけではありません。
面倒な時にイラっときて改善行動を取り問題を解決するという流れを繰り返すことで覚えていきます。
その過程を見せることで『それならこれも何とかなるんじゃない?』という着想のタイミングを覚えていただきたいなということです。

人は散財するとき機能を求めてはいない

私は身体障害者ゆえに自由に買い物に出かけることがありません。
欲しいものを探すときはいつもネット通販を利用しています。
物欲が多いタイプではないので家族へのギフトが中心です。
大抵は食べ物と選択するのですが、美味しさとお値打ちさはあまり気にしません。
グルメ番組を見ていても味と値段の評価は最後におまけとして付けられることが多くありませんか?
どんな人がどんな思いを込めて作り上げたかのストーリーを紹介することの方が多いです。
人それぞれ味覚が違うのですから、食レポ専門のプロならいざ知らず、素人ブロガーの『美味しかったですね』コメントなんて参考にならないでしょう。
それに比べれば商品を手に取った理由と結果選択しなかった理由の方が役に立ちそうな気がします。
購入者だけではなく販売側にも有益な情報であると思うのです。
お客さんは黙って立ち去るので、選ばれなかった理由を知ることはできないのです 。

まとめ。

上手く伝わったかどうかわかりませんが、しばらくの間は自分の脳内思考回路だだ漏れさせるスタイルでやっていこうと思います。