ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

いいえ ただの身体障害者です

時々記事にも書きますが私は難しい病気をダブルで持っています。
積極的にアピールするつもりはありませんが隠すつもりもありません。
一応プロフィールにも併記しています。
結構患者数が少ない病気なので個人特定余裕すぎてカミングアウトには若干のハードルがありますね。
もっとも私は ID が実名丸出しなので隠すも何もないのですけど。

皆さんもちろんわかりますよね? 私はハンドルネームはペン次郎。
誰だか分からなーい。
約束ですよ。

じゃあなんでわざわざプロフィールに明記するんだよ?
身体障害者にも色々ありますので身体状況がどんなものか説明するのが面倒だから病名を明かした方が楽なんですよ。

話はすっかり変わりますがインターネットが一般に十分普及していなかったころのことです。
投資は患者同士繋がることが難しかったので持病がテーマのホームページを運営していました。
しかしながら違和感があって途中でやめてしまいました。
病気を中心に活動してしまうと病気であることがアイデンティティになってしまうからです。
いわゆるプロ障害者てやつですね。
障害者としてのポジショントークに徹して健常者 VS 障害者の構図に落とし込んで活動してしまうのです。
たとえ本人にその気がなくても脚光を浴びてしまうと患者代表としてしゃべる役目を背負わされる羽目になりますからね。
そういうのが怖くて本気で活動できなかったと言うと格好良く取り繕い過ぎでしょうか。
昔から独りよがりの倫理観で中途半端なことをやらかす性格なのです。
最近は私もすっかり歳をとって余生を送るモードに入りました。
無駄な力もすっかり抜けてきました。
今なら割と肩肘張らずに自由にやれるのではないかと感じるようになってきました。
それでも私はただの一人の身体障害者というポジションでやって行くことになるでしょう 。