ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

日本のウィンナー業界は消費者を騙して儲けている!?

疑問

ウインナーの袋が二つに分けられている物を見かけますね。
サンプルとしてあげますがこういうタイプのやつです 。

たくさん入ってお得なように見えて一袋にたった5~6本くらいしか入っていなくてがっかりしたりします。
空気がパンパンに入っているから触っても中身の量が分かりにくい。
過剰なパッケージで容量を大きく見せかけている。
詐欺行為で許せない。
それに無駄な包装でもったいない。
絶対に納得いかない。
こんな具合に主婦の方々がネットなどで不満を漏らしていることを見かけます。
家計を握る人から厳しい目と直感で出てくる意見ですね。

反論

一方で生産者側に近い人の立場から見るとそれは濡れ衣なんじゃないかなと直感では思うのです。
工場などの製造現場がそんなにあぐらをかいているとは思えないですよ。
パッケージが無駄に大きいとトラックに乗せて運ぶ時に空気の方をたくさん運ぶなんて避けたいに決まってるじゃないですか。
何らかの意味があるのだろうと擁護したくなったので調べてみました。

調査

www.itoham.jp
www.nipponham.co.jp

あれは窒素で膨らんでいるんですね。
メーカーの回答によると出来立ての鮮度と香りを消費者に提供したいからということです。
そう言われてみればウインナーの袋を開封した瞬間は独特のとてもいい匂いがしますね。
開封した瞬間からあの芳しい香りが鮮度とともに次第に損なわれてしまうようです。
それ以外にも空気を入れることでウインナーが傷つかないように守っているようです。

考察

ポテトチップスと同様ですね。
そういえばポテトチップスも開けると中身の少なさにがっかりして詐欺だと言われることが多い商品です。
損得に関しては人間の直感って本当にあてにならないです。
普段冷静な人ですら勘違いでクレームしたりします。
一旦深呼吸して手を動かして調べれば簡単にわかることなんですけどね。
私もこうならないように気をつけたいです。
何? 大企業なんて当たり障りのない嘘をつくのが日常茶飯時なんだからそんな見え透いたアナウンスに騙されちゃ駄目って!?
日本の包装が過剰だとは私も感じますけどね。
鮮度や香りの違いに価値を感じないなら皮なしウインナーや赤ウインナーを買えば安いのではないかと思います 。