ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

入院中便利だった Google Home

退院して一週間が経とうとしています。
体力も徐々に回復して体を起こしていられる時間も長くなってきました。
施設内ではインフルエンザがまだまだ流行していて油断はできませんが活動だけはしていきたいと思います。
入院中の出来事を忘れないうちにメモっておいたので今回は Google Home がとっても活躍した話をしようかなと思います。
store.google.com

私の場合準備はそれほど難しくありません。
普段から WiMAX の無線ルーター経由で通信していますのでルータと Google Homeを病室に持ち込むだけです。
www.uqwimax.jp

無線通信環境がない場合は別途契約が必要なのでハードル上がるかもしれません。
少々設定も必要かもしれませんのでタブレットあるいはスマホを念のため用意します。
私は個室でしたので気兼ねなく利用できましたが 相部屋ならイヤホンで聞く運用となるでしょう。
幸いにも Google HomeBluetooth に対応しています。
線を気にすることなく生活できます。
ただでさえ点滴など管に体を拘束される入院生活ですから余計なものは一つでも少ない方がいいでしょう。
jp.techcrunch.com

時間がわかる

圧倒的なのがこれですね。
それくらい時計を持って来ればええやんけ。
というのは健常者の話。ベッドで寝たきりになってしまうと首をひねって時計を見ることができません。
正面に時計があれば見ることはできますが体位交換で反対を向いてしまうとあっという間に見えなくなります。
昔入院した時に本当に困ったんだ。夜も時計の針が見えなくなるし。
退屈だと時間が長く感じてコールの回数も増えてしまうんだ。
Google Home なら音声で操作して音声で答えてくれるので全く心配いりません。
ねえ Google 今何時?
だけで全てを解決してくれます。

ラジオが聞ける。

ベッドで寝たきりの時間はひたすら退屈です。
音だけで楽しめるラジオは最高の時間つぶしです。
Google Home なら Radiko などを経由してラジオを楽しめます 。
朝と夜はずっとラジオを聴いてました。
一週間もすればだいたい好みの番組を把握できるようになってきます。

Twitter で発信できる

これは私が Google Home に依存した生活をしている中で勝手アプリをこしらえたので可能なわけですが 簡単な発信でよければIFTTT でできないこともありません。
qiita.com
qiita.com

LINE で家族にメッセージを送れる

これもまた勝手アプリをこしらえたことで可能になっているわけですが家族間の連絡でかなり活躍してくれました。
Google Home は LINE に対応していないのでご注意を。
ちなみに私は LINE のサービスの一つ LINE notifyを使って API 経由で送信しています。
独自のプログラムを自前で組んで使っているので簡単にはできません。
qiita.com

まあともかくこの LINE notifyで LINE を使うことになって
持ってきて欲しいもの
やってほしいこと
伝えておきたいこと
大抵のことができました。
もっともこれはほとんどの人がスマホで事足りると思います。
私くらいに身体障害者が極まってくると携帯電話を自分で操作できないので看護師さんにダイヤルしてもらうことになります。そこまでは良いとしても相手が必ずしも応答してくれるわけではないのでいろんなケースを想定していると非常に頼みづらいです。
Google Home による LINE 送信 。
こちらから送信するだけの一方通行通行ですができないより全くマシです。

看護師さんが興味津々で寄ってくる

もしかして一番のアピールポイントはこれ ?
AI スピーカーは一般の人たちにとってイメージ先行のようですね。
具体的にどうすれば何が起きるのかよく分からないのですごく興味があるようです 。
電気屋に置いてあるものは ネットワークに接続されておらず使うことができないので姿だけみるけれども実態は謎のまま。
神秘的な IT 家電のようです。
ちょっと使うだけですごく感心してもらえますよ。
音声操作は Siri が真っ先に普及したものの認識精度が低かったようで残念体験をして二度と使わないとなった人が多いようですね。 Google Home の認識精度にすごく驚いていました。
毎日使っているとそれほどすごいとは感じないんですけどね。
こんな時のためにおもしろおかしい機能をあらかじめチェックしておいても良いかもしれませんね 。