ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

面倒な除草作業をできるだけ楽にやりたい。

憂鬱な日がやってきた。

楽しいGWが終わろうとしていますね。
こうなると次にやってくるのが梅雨入り前の除草作業です。
家の庭のみならず町内会の草抜きに駆り出されることも考えられます。
考えただけでも憂鬱ですね。
片田舎に住んでいるので周囲の方から愚痴や相談をされることもしばしばです。
そんな時期に物欲センサーを刺激されたスペシャルアイテムを紹介します。
ムサシの除草バイブレーターです。

ムサシ 除草バイブレーター WE-700

ムサシ 除草バイブレーター WE-700

除草バイブレーターとは何者?

こいつは見るからに優れものですよ。
電動モーターで小型の熊手が激しく前後させるハンディタイプの除草器具です。
雑草の茂った土の表面をゆっくりと引っ掻くように動かしているだけでみるみるうちにしぶとい雑草を根元から引き抜いてくれます。
熊手が土をほぐして雑草が立っていられないほど崩れたところで引っ掛けて抜くという原理です。
動かした感触は巨大な電動バリカンのような感じです。
ただし、刃物を使って切断するのではありません。あくまでひっかけて引き抜くスタイルです。
刃物を使わないので怪我の心配はかなり少ないです。
重量も1 kg を切っているので女性にも楽に取り扱いいただけます。
草の根ごとき引き抜くので すぐに伸びてくることもありません。

動画を見ていただければ手っ取り早いです。

www.youtube.com

これを使えばあっという間に除草完了じゃないですか。
今年はもう勝利したも同然ですね。
しかも替刃を使えばコンクリートの隙間に生えた雑草もほじくり抜ける。
案外小回りもきいて園芸のピンポイントにも使えます。

もっと知りたい。

興味が湧いたところで腰を据えてリサーチします。
説明書はこちら。

https://www.634634.jp/download/instruction/WE-700.pdfwww.634634.jp

説明書にある通り、土が乾いた状態で使用します。
草抜きは雨が降った後の土が柔らかい時にやることが多いのですが、この機械は土の塊をバラバラにして引き抜くタイプなので、地面が粘土状になっていると粘り気で刃の動きが悪く 思うように作業が進みません。
その他の注意点としては手袋の利用を推奨しています。
これは 熊手に指を引っ掛ける事故を予防するため というよりも、機械の振動から手首を守るためのようです。
付属品にブレードを取り付けるための六角レンチがついています。
本体にレンチ収納スペースがあるので、使わない間になくしてしまって手も足も出なくなることはなさそうです。

購入の際の注意点。

コンセントにつないで動かすACタイプと充電式のバッテリータイプがあります。
ネットで購入の際は間違えないように選択してください。
次の商品が AC タイプです。

ムサシ 除草バイブレーター WE-700

ムサシ 除草バイブレーター WE-700

延長コードは付いていないので、 AC タイプをお求めの方は同時に購入しないと庭まで届かなくて泣く羽目になります。

次の商品は充電タイプです。

連続運転時間は25分。
これは電池が20分しかもたないわけではなく、機械の発熱を防ぐため、作業する人の手首を守るための措置です。
バッテリーはもっと持続力があります。
AC タイプをご利用のかたも休憩はとってくださいね。
人間の体力集中力にも限界があるので休みながらやればいいですよ。

オプションに立ったまま利用できるハンドルもあります。
取っ手のあたりに取り付けるだけで草刈機のように立ったまま、ゆっくり歩きながら作業できるようになります。
腰が痛くてどうしてもしゃがみたくない方は使うと良いかもしれません。
本体とセットで販売されています。

延長コードとハンドルに両方欲しいよ。
という方には全部セットも扱っています。
少しずつ値段が違うのですごく迷いますよね。

できないこともある。

大変便利な機械で効率的ですが、除草作業の全てが自動化されるわけではありません。
当然手作業で地道にやらなければいけない作業も残ります。
場合によっては人力の草抜きでは発生しない作業が出ることもあります。
得意なことと苦手なことを理解してスマートの使いこなしたいですね。

地面は凸凹になります。

土をほぐして引き抜きますから、当然地面はボコボコになりますね。
長時間同じ場所に当てると穴が開いて手元に小さな山ができます。
こだわる方は最後に整地する手間がかかります。

抜いた後の草は手で処理。

さすがに抜いた後の雑草までまとめてくれません。
ブレイドに絡んだ雑草も取り除きます。
草刈機なら面倒だと思ったら倒れた草尾放置できるものの、この機械では次の作業の邪魔になるので丁寧な作業を要求されます。

音はそこそこでます。

動画を見れば分かる通り、動作音が結構出ます。
住宅街の早朝に利用すると苦情が出るかもしれません。
これは草刈り機でも同じですけれども。
音を出すなと言われれば手作業しかありませんね。

どれを買えばいいのよ?

AC とバッテリーどちらが良いか。

AC タイプと充電タイプの選択は悩みますね。
こればかりは用途によるとしか言えません。
電源に接続しなくて済むならば、どこにでも持って行きますから活用の範囲が広がります。
バッテリータイプのパワーが気になるところ。

充電タイプに十分なパワーがあれば良いのですけど。
AC タイプの SPEC を見ると出力は80 W。
バッテリータイプは7.2V1500mAとありますから小型の電動ドライバーくらいのパワーですね。
やはりパワーは AC タイプに軍配が上がりそうです。
YouTube にアップロードされている動画は AC タイプなのでバッテリータイプのパワーは確認できません。
固い地面、頑固な雑草を相手にするときは不安があるかもしれません。
歯が立たないというよりは処理に時間がかかると考えておきます。
こまめに除草して手入れが行き届いているならバッテリーのパワーでも対応できそう。
大は小を兼ねると言いますから、コンセントがあるなら AC タイプを選択したいところです。

オプションはいるの?

ハンドルはなくても問題ないかと思われます。
手元で作業した方が確実丁寧に処理できます。

どうしても膝や腰がしんどい方はハンドルよりもカートを購入して座って作業してみるのも良いかもしれません。

フィールドカート

フィールドカート

ガーデニングカートなどと呼ばれるジャンルの商品ですが、座りながら回転したり移動できるので、しゃがんだ状態での負担が軽減されるかと思います。
収納ボックスにもなりますし、除草バイブレーターとは相性が良さそうです。

コンクリートアスファルトの隙間に点在する雑草を処理したい場合はハンドルも有効だと思います。
移動が多く雑草が少ない環境で利用するならハンドルは有効です。
とはいえ電源ケーブルで縛られているので、そんなに頻繁に移動できないと思いますけど。
ということから、ハンドルはバッテリータイプと相性が良さそうです。

まとめ。

動画を見てもわかるとおり、とっても気持ちよくスポスポ抜けますよね。
ここまで綺麗になれば面倒な除草作業もちょっとしたエンターテイメントにもなります。
「ドリルを買いに来た人が欲しいのはドリルではなく穴である」という格言を聞いたことがありますが、男子が欲しいのドリルなんだよ!
そして草むしりをしたいのではなく除草バイブレータとかいう新しいおもちゃを試したいのだよ!

除草作業は梅雨入り前と梅雨明け後にやるのが賢いと聞きます。
このタイミングでポチれば充分間に合います。
私と同じく物欲センサーを刺激されちゃった人は、商品の特徴をしっかりイメージして財布と相談してみてくださいね。