ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

人類の五感に挑戦する食品に驚く

給食に半熟目玉焼きが出るようになったんですね。
おかしいなあ。
給食で卵を使う場合加熱時間が規定されているので半熟なんてありえないはずなんだけど。
そう思いながらも食べてみると絶妙な半熟具合の完璧な目玉焼きなんですよ 。
疑いながら食べてみればをわざとらしい半熟具合ではありますけれども 。
形も大きさもほぼ同じ。
いかにも工業製品って感じで調理場で作ったものではないなあ。
これはきっと業者納入の冷凍食品なんだろうな。
なんて考えてました。
嫌な客ですね。
まあでもこんなものを出すなんてけしからんとは思いません。
可能であれば私だってちゃんと焼いた半熟目玉焼きを食べたいんですけど、それができない事情があるのなら、可能な限り近いもので代替したいという欲望もあります。
また、別の観点から見れば、人工的に半熟で目玉焼きを実現するなんて画期的な技術的進歩だよなって考えることもできます。

私は食事は全介助なので介護スタッフと会話しながらいただくのですが、当然この目玉焼きの調理法が話題になりますよね。
私が想像するにはこんな感じです。

  1. 白身と黄身を分離する。
  2. 白身を型に流して加熱する。
  3. 黄身は謎の添加物を投入して固まらないようにしたものを別の型に流して加熱する。
  4. 白身の上に君をのせて合体させる。
  5. 白身の幕をかぶせて、より強固に合体させる。

答え合わせはしなくても構わないのですけど、暇でブログのネタを探しているのだから検索してみます。

まずはキーワード冷凍目玉焼きで検索してみます。
工業的に生産されているならきっと冷凍でしょう。
しかしこのキーワードではヒットしません。
クックパッドなどのレシピサイトで作り方が紹介されていますけれども、目当ての目玉焼きではありません。
冷凍食品ではないのかもしれませんね 。
次は、キーワードを業務用目玉焼きに変えて検索です。

あったあったこれですね。
商品名はなんとオムレツ。
目玉焼きではないんですね。
目玉焼き風 。
ありのままの卵を使っていないから目玉焼きを名乗れないんでしょう。
原材料名を見てみると、卵以外の怪しげな何かがずらずらと登場しています。
やっぱり加熱しても黄身が固まらない工夫が施されているのですね。
なるほど、あの半熟感を出しているとろみは水飴で実現されているのか。
メーカーと商品名が分かれば製造方法もと分かるかもしれません。
キーワードをスノーマンたまご作り方で検索。
キーワードをスノーマン目玉焼き作り方で検索 。
キーワードを目玉焼き風オムレツ作り方で検索。

ドンピシャはありませんでしたが、こんな記事が。

blog.goo.ne.jp

ほぼ想像通りじゃないですか~。
ただしソースはインターネットなので完全な信頼はできませんけど。
特にネガティブな内容なので大げさに書いてある可能性もあります 。
記事では添加物が混ざっているからリスクガールと批判されていますけど、長期保存が効いて食中毒の心配がないメリットと引き換えなので、冷静に向き合いたいと思います。