ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

入院が長引いた理由は

ここ数年定期的に高熱を出すような身体になりました。
昔はそんなことなかったんだけどな。
今回の入院もこの時々行ってくる高熱で一週間程度安静していれば治るだろうと安易に考えていました。

前回に判別できなかった感染源の判定。
今回は犯人の特定に成功でヨーレン菌と分かりました。
ヨーレン菌て何かいな。
どんな字を書くんだろう?
Google Home に聞いてみたいけどきっと Wikipedia の記事は医療従事者向けで素人が聞いてもさっぱり分からない説明をされるんだろうな。
まあ詳しいところは退院してからのお楽しみとしておこう 。
その時は治療に専念することにしました。

いつものパターン通り熱が下がった後下痢になり徐々に回復していきました。
もうそろそろ退院の話が出るかな。
体の動きが鈍らないうちにさっさと帰るぞ。
気持ちだけはもう退院。
菌の名前も溶連菌と分かったことにしちゃいましょう。
www.shionogi.co.jp


ところが突然の不整脈発生。
これといった自覚症状もなく呑気に寝ていましたところに突然わらわらと人が集まってきてあっという間にあれやこれやと繋がれていろんな注射を打たれて大変な目にあいました。
心電図で測ったところとってもやばい波形だったようで心臓がキュッとなってポックリ行ってしまう恐れがあった模様です。
投薬の結果わずかに改善の兆候があったようで比較的短時間で緊急事態は解除されました。
これまでの人生に心臓のトラブルなど全くなかったし思い当たる節もないので原因は定かでありません。
考えられるのはタシグナの副作用あるいは溶連菌が心臓に入って悪影響を及ぼしたことくらい。
おそらくは後者
心臓がダメージを受けているので点滴治療で回復するまでにしばらく時間がかかります。
そして念のためタシグナを中断。一週間断薬後にスプリセルに変更という手筈となりました。
しばらくかかるってどれくらい?と尋ねたところ約1ヶ月と......。
そんなに寝込んでいたら本気で寝たきりになってしまう。
こいつはまずい本気でまずい。
ほんのちょっと油断して熱を出しただけなのに入院一か月ってどういうこと?
こんなに病弱だったっけ?
そんなことは言ってられないのですぐさまリハビリを頼んでなんとか体を動かす時間を確保してもらいました。

その後の約3週間は大きなトラブルもなく退屈に天井を眺める毎日。
不整脈も全く兆候はありません 。
3週間に及ぶ地味な点滴治療は無事完走。
退院の運びとなりました。

今となってはなぜそんな不整脈が起きたのかも掴みようがないです。
it 業界で言えば再現性のないバグってやつです。
業界あるあるですがこの手のバグは最も起きて欲しくない時期に突然発生します。
自分の心臓でそれが発生しないことを祈りつつ 心臓ドキドキさせながら退院生活を過ごしています 。