ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

Windows 7標準搭載の音声認識を試す(再掲)

この記事は旧ブログからの転載です。記事にしたのは、 1年以上の過去のもので、内容は古くなっております。この記事に興味のある方は音声認識入力ソフトを調査する(再掲) - ぺんちゃん日記ドラゴンスピーチを使ってみる(再掲) - ぺんちゃん日記もご覧ください。

どうもしばらくぶりです。

更新が面倒で放置しっぱなしだったこの日記ですが、書きたいと思うだけの理由ができたので、 しばらくは書いてみることにします。更新停止の理由は主にキーボードの入力がしんどいということでした。 この日記はどちらかというとコンピュータ系の話を書く場所という位置づけだったので、 「コンピュータなど動けばいい」とそれほど興味をなくしてしまった私にとっては、 なおさら書かなければいけないという理由がなかったのです。 まぁキーボードの入力がしんどいといっても全く打てない、あるいは打つ必要がない、 とまでは行っていませんでしたから…、ある程度は、たとえ非効率であっても頑張って ぽちぽちやってたんです。が、そろそろ効率のどうのこうのと言う話ではなくなってきたので、 何らかの代替手段が必要な時期が来たわけですね。

そんなわけで音声認識に挑戦したネタを少し続けてみます。

なぜ音声認識を始めてみようと考えたかというと、最近購入したノートPCにwebカメラとマイクが 標準で搭載されていたからです。これがあるなら、特別な出費をすることもなく音声認識もできると気がついたのです。 そういえばWindows 7には音声認識入力が標準で搭載されています。これを使っ てキーボードの苦労から脱却できればもうけもんです。

結果としては全く使えませんでした。はい… 。

Windows 7音声認識は今のところ使えるレベルではありません。ここから先はどれだけ使えなかったかのタダの愚痴になりますので、 吉報を期待して情報収集した結果、ここにたどり着いた人。残念ですがここでお帰りくださいw。

Windows 7音声認識を始めるのは簡単です。コントロールパネルからハードウェアとサウンドを選んで、 オーディオデバイスの管理で マイクの接続を確認した後、同じくコントロールパネルからコンピュータの簡単操作を選び音声認識の開始を開きます。

この設定で、マイクの種類を選ぶダイアログがあります。ここ でPC本体に付属したマイクを利用するという選択肢があるの で、ノートPCの内蔵マ イクでも十分な精度が出るだろうと淡い期待をしました。しかし、試してみたと ころ、まったく精度が出ません。意味不明のゴミのような文字がポツポツでるだけなのです… 。 仕方がなくマイク を買いましたorz

マイクを交換した結果どうだったでしょうか。今度は別の問題が出ました。ノイ ズをコマンドとして認識しまうのです。

Windows音声認識では、マイクでWindowsの操作ができるように設計されています。 「スタート」でスタートボタンがクリックされ「アクセサリ」「ワードパッド」で ワードパッドが起動するという寸法です。他にもウインドウ切り替えやボタンクリックなど 一通りの操作ができるようになっています。 これが余計なお節介をして、ユーザが意図しな かった操作を勝手に行ってしまいます。それがもうとてもひどい状態で使える状 態にはありません。勝手に書式設定を変えてしまったり、ツールバーを閉じて しまったり、アプリケーションが起動してきたり、ありとあらゆる誤操作をします。

それでも文章さえ認識してくれればなんとか使うようになるのですが、その文章 認識さえも実用に耐えるレベルではありません。 20年前のワープロが珍変換を するということで、笑い話になったことがありますが、それとほぼ同じレベル の、いやそれ以上の珍変換が展開されます。

…まあダ ジャレとか笑い話を期待するなら、これはこれで愛しいのかもしれませんね。

ということですっぱり諦めました。このマイクどうしよう。