ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

薬を管理するための付箋タグを使っています

私は持病があって飲まないと命に関わる薬を飲んでいます。
人の世話にならないと生きていけない体なので当然ながら薬も他人に管理してもらうことになります。
薬が複数の人の手を介在しながら管理されると当然のことながら紛失などの恐れがあります。
飲み間違いに関しては自分が気をつけていれば良いのですが数が足りないと言われた場合いつどこで紛失したのかトレースできません。
高価な薬なので余分に処方されることはありません。
残り少なくなって数えやすくなってみたら一回ぶん足りないぞとなると慌てて病院に駆け込むことになることでしょう。
最悪の場合薬局の段階で数が足りないことも想定されますから薬を受け取ったら直ちに数を確認することにしています。
この際も日数計算で確認すると計算ミスもあり得るので一対一でタグ付けするのが確実なのは言うまでもありません。

ということで作成したのがこのシートです。

docs.google.com

f:id:yasushiito:20180811093111p:plain

薬が処方された年月日を入力すると4週間ぶんのタグが出力されます。
はさみを使って切り取り線で切断して薬のシートの端っこにホチキスで止めます。
服薬する日とタイミングが一目でわかるので薬の管理ミスは随分抑えられると思います。

シートを表計算によって自動で生成されますがちょっと黒魔術的です。
表計算を使って印刷物を作るのは必要悪だと考えるスタンスなので今のところこのまま運用することにしています。
こんなシートを公開するつもりはなかったのですが先日入院した時に看護師さんにいたく感心されまして需要があるかもと思い直したのでシェアすることにします。

なお印刷するときは必要なセルをドキュメントにコピペしてから印刷しています。
docs.google.com


この頃はまだgasを勉強するつもりがなかったので手動でコピペする運用になっています。
ある程度gasを覚えた今ならもうちょっとましな仕上がりになるかもしれません。
とりあえず公開することを優先しておきます。

もはや絶滅危惧種⁉ 平型端子のイヤホンマイク購入した

以前タブレットを購入した際にも書きましたが、肢体障がい者はタッチパネルの操作に難があってスマホを使うのが難しいんですね。そんな事情で私は未だにガラケー使いです。それもイヤホン端子が平型の年代ものです。

ところでイヤホンマイクってよく壊れますよね。
大体寿命は数ヶ月でほとんど使い捨て感覚です。

で先日とうとう壊れました。当たりを引いたようで3年近く使った上の大往生でした。

イヤホンマイクなしでは電話も困難なので早速発注です。
骨董品レベルのイヤホンマイクが町の電気屋で手に入るとも思えないのでポチるしかないですね。

カシムラ イヤホン SW-VO-H-BK AE-212

カシムラ イヤホン SW-VO-H-BK AE-212

探してみると、案の定生産中止のものが多く入手可能な商品も繋がるかどうかちょっと不安。コメント欄も間違って購入した人がほとんどで「繋がりません」で埋まっているので余計に不安になります。
USB とよく似ていますもんね。

次回購入する時には本当に生産中止で手に入らないかもしれないので二つ買っちゃいました。

イヤホンがモノラルだからか少し受話音量が小さいのが気になりますが通話は可能でした。イヤホンがちょっと大きくて耳の穴に収りきらずに落ちそうになるのも少々不満です。自分は割と耳の穴が大きい方だと思うのですが女性だと絶対入らないと思うな。

小さな問題点はあるけれど生産中止じゃなかっただけラッキーだと思うことにしよう。

ストローをコップに固定するクリップで確実に水分補給する

以前このブログで紹介したドリンクホルダーは現在も快適に活用しています。

プラスチック製マグカップをこのドリンクホルダーに乗せていましたが、長年の利用に耐え兼ねて割れてしまいました。家族に頼んで代わりのマグカップを探してもらっていたのですが、条件に合う製品が見つからないんですね。

条件は熱いお茶にも対応できて、割れなくて、そこそこの容量を入れられるものです。もちろんドリンクホルダーに収まるサイズで適度な高さがあることも含みます。

仕方なくペットボトル(ホット用)を使い回していたのですが、洗えないのは衛生的に問題があるので本腰入れて探しました。

案外あっさり見つかりまして

サーモス 真空断熱タンブラー 420ml ステンレス JDE-420

サーモス 真空断熱タンブラー 420ml ステンレス JDE-420

サーモスのタンブラーです。

聞けば以前のコップは100均で入手したので予算100円として探していたようです。そりゃ100円で買って来いっていうのが無理な話ですよ。人に頼むってやっぱり難しいもんですね。こいつは自分で探しただけあって導入即日フル活用です。人任せにしてないで自分で探せよって話ですね。

まあこれで問題はないのですが、欲を言えばストローが転がらないように固定したいわけです。ストローを口にくわえる際にうっかり顔などが当たってしまうと、奥に転がってしまって、もう自力では届かないんですね。

介護スタッフも何気なくカップを置くとストローの配置が残念な形だったり……。まあいろいろ軽微な事故がありまして、ストローをカップの縁に固定する道具を探すことにしました。

イメージはストローに抱きつくコップのフチ子さんです。


構造はとってもシンプルなので、その気になれば自作できるはず。

なのですが頭の中のイメージを再現してもらいつつ、繰り返しの利用に耐えられて、衛生的にも問題なく、熱にも強い!という条件を満たそうと思うと、案外簡単ではありません。市販の製品が手に入るならずっと簡単確実です。

そこで見つけたのがこれ。

田口峰工業 ストロークリップ フチピタ 3個入

田口峰工業 ストロークリップ フチピタ 3個入

f:id:yasushiito:20180803180652j:plain
フチピタ

ストロー ホルダー

ストロー クリップ

で検索しました

デザインが子供っぽくて恥ずかしいと言う方は、もっとシンプルなものもあります。

ストロークリップ 10個入り(コップなどのふちにストローを固定するクリップ)

ストロークリップ 10個入り(コップなどのふちにストローを固定するクリップ)

使い方も簡単。介護スタッフも皆感心していました。

NatureRemoの設定失敗 wi-fi 機器一覧にRemoが見つからなかったよ

自分のタブレットを入手できたのでNatureRemoアプリをインストール。
奥さんのスマホからはアプリを削除してマイタブレットからNatureRemoを操作できるように切り替えようとしたのでした。

登録してあるメールアドレスでログインしたら、届いたメールからデバイスを認識してもらいます。
その後に接続可能な wi-fi 機器一覧の中からNatureRemoを探して選択する手順です。
しかしながら手順をどこかで間違えたのか wi-fi 機器一覧の中にNatureRemoが見当たりません。
NatureRemoの電源を入れ直してみたりアプリを再インストールし直してみましたが、どうしてもリストに表示されません。
タブレットなどデバイスを買い足して複数の機器から家電を操作するケースはたくさんあるはずなので似たような症例がないかネット検索してみましたが情報は見つからず。

気がつけば ifttt連携もこけるようになっていて自動運転が不可能になってしまいました。
PC からコマンドを叩くやり方だと不思議と上手くいくのでかろうじてエアコンの操作はできます。
エアコンの利用機会が少なくなる季節で本当に良かった。

出荷状態に初期化して文鎮化したら怖いですね……。
リモコンのおもちゃと言うには少々お値段が張りますので初期化は最後の手段にとっておきたかった。
初期化するとこれまでに登録した機器情報や ID などは全部リセットされるはずなので、かろうじて接続している PC ともお別れになってしまいます。
悩ましいところですが、夏場を迎えたまま放置しておくわけにはいかないので思い切ってリセットです。

腹が決まってしまえば、やり方は簡単。
電源が入った状態で本体裏側の小さな穴を細いもので5秒以上押します。
本体のランプが黄色に点滅したらリセット完了です。
念のためアプリの再インストールから行い要求された手順通りにコンセントに挿した後 wi-fi 機器一覧を表示させます。
無事リストの中からNatureRemoを発見することができ、タブレットから操作することが可能になりました。

iftttのappletと PC のバッチファイルを全部書き換える羽目になりましたが快適な夏を迎えることができそうです

Wi-fi 一覧に表示されなくなったら初期化。
最後の手段ですからね。

タブレットは神経難病の人には辛いかも MediaPad T3 を購入したよ

グーグルホームを購入したことでタブレットを所持する必要性に迫られました。
そこで今回 Huaweiタブレット media pad T 3を購入することになりました。

試しに自分の指で操作してみましたが、思うようにタップできません。
狙ったボタンをタップする前に余計なところを触ってしまうことがほとんどです。
人差し指を使ってタッチするにはそれ以外の指を握り混まなければなりませんからね。握力0では無理ってもんでしょう。
その辺は事前に織り込み済みだったので親指で操作しようとしたのですが、爪に弾かれて反応してくれません。タッチパネルって指の腹できちんと押さないと反応しないんですね。
全く期待通りに操作できないので軽く絶望しながら代わりの手段を模索します。
人柱人柱。

他の入力手段となるとスタイラスですかね。

物を握れない手でペンが握れるはずもないんですけど。
人によっては割り箸などを口にくわえてキーボードを操作することもありますね。
自分もまだ多少首が動きますけどそこそこ重さのあるスタイラスをずっとくわえていられる自信はありません。

それ以外の入力機器と言えばマウスですかね。Android 端末は完全ではありませんがマウスを使って操作することもできます。iPad ならここで終わってましたね。

Android タブレットは入力ポートの数が限られているので、日常 PC で使っているマウスを流用することはできません 。
タブレットは充電ケーブル差しっぱなしの運用が想定されるので、たった一つの USB ポートをマウスに使うわけにはいきません。
必然的に Bluetooth 対応マウスを選択することになります。

ここで問題になるのがクリック感。
指先の力もほとんどなくマウス操作は常にギリギリなのでボタンがグラグラなくらいゆるいマウスでなければ使えません。
有線のマウスなら候補はたくさんあるしストックがあるのですが、無線タイプとなると種類はそれなりに限定されます。
静音マウスが比較的クリック感が柔らかいということですが、健常者にとっての軽いタッチは我々の参考にはなりませんからね。
まあそれでも指で操作するよりははるかに可能性が高いのでダメ元で選ぶしかないですね。
人柱人柱。

ということで選んだマウス。結構クリック感が固いです。
全身の力を込めてやっと押し込めるくらい。
姿勢が安定していればギリギリ操作できるので、かろうじて合格というところです。
今回久しぶりにマウスを購入しましたが、近年のマウスは肢体障害者にはなかなか厳しい作りです。
手のひらにフィットするフォルムは左クリックは絶対人差し指でしか押せないデザインなんですね。
健常者にとっては誤操作が少なくなりとっても快適ですが、我々障害者にとっては 他の指で教える可能性が0%になってしまうので少々いただけません。

マウス選びは難しいですね。








Google Home は深い沼だった

NatureRemoが我が家にやってきて半年が近づこうとしています。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

Nature Remo

Nature Remo

NatureRemoをIFTTTで連携させてエアコンをスケジュール運用し始めて数ヶ月。今年の冬はエアコンのリモコンにお世話にならず、とっても快適でした 。

とはいえ、夜中に突然寒さを感じることもございまして。やっぱりスケジュールで一律運用だけでは塞ぎきれない穴があるのも事実です。Google Homeなら、そんな心の隙間を埋められる……。君の願望は指先ひとつのクリックで叶うのだ!
うーん、でもなー、エアコンを音声で操作するだけに1万5000円の出費はばかばかしいなあ。と二の足を踏んだものの、人間の欲は深いもので

「春先になれば寒暖差も大きくなり微調整を余儀なくされるしー」

などと理由をこじつけて買ってしてしまいました。

ところで私はスマホタブレットの類は所持していません。これからグーグルホームを買おうというのに!
Google Homeは初期設定に Google Play の動作環境要求します。つまり Android あるいは iOS の端末を持っていることが前提なのです。端末ぐらいかみさんが余らせてるだろうと問い合わせてみると、最近は中古市場に回すために古い端末は有償で引き取ってくれるんだそうで、超古いやつしか残ってない。しかもそれはバッテリーがダメでまるで動かないと来たもんだ。まあ初期設定仮の一時的なことなのでかみさんのスマホを借りればいいかと安易に考えたのが沼の始まりでした。

音楽配信サービスを選んだりIFTTTで連携させるのも借り物のスマホでできるって?いや無理無理。やっぱり携帯端末はプライベートなものなので一人一台が前提ですよ。肢体障害者でタッチパネルの操作が困難だからといって、今時避けて通るわけにはいかないじゃないですか!(白目)

ということで Android タブレットの選定に入ったのでした(続く)

クリップ式ドリンクホルダーで快適に水分補給

このところ買い物には失敗気味だったのですが久しぶりにヒットが出ました。クリップ式ドリンクホルダーです。

クリップ構造になっているのでテーブルの好きな場所に挟んでくぼんだ部分にペットボトルを置きます。500ml のペットボトルの重さにも耐えられます。

これの何が良かったかと言うと、コップを宙吊りできるのでコップに邪魔されることなくテーブルに手を乗せることができるのです。近頃はテーブルに手を登らせる際にコップを奥に押し込んでしまって水分補給できないことが多々ありまして……。それが嫌で手をあげるのをサボっていました。上手く乗ったとしてもストローが車椅子から遠くて車椅子の移動を伴わないことには水分補給できなくなっていました。このままだとマジで左手の機能を失いかねなかったので危機感を持って解決案を考えました。

今は左でも使えて楽に水分補給できて快適です。