ぺんちゃん日記

食と歴史と IT と。 Web の旅人ぺんじろうが好奇心赴くままに彷徨います 。

Dragon Dictationそしてswype keyboard

先日ドラゴンスピーチがアップグレードされないで右往左往していることを愚痴っていました。ガラケーおじさんの観測範囲からは完全にもれていましたが、音声認識は完全にスマホの時代なんですね。ドラゴンスピーチの開発元のNuance社も活躍の場をスマホに移していたのでした。今更気が付く情弱ぶりには絶望するしかありませんね。パケット代をケチってはいかんです。

ということで今回紹介するのはドラゴンスピーチのスマホアプリ、Dragon Dictationそしてswype keyboardであります。前者はIos版で無料、後者はandroid版で有料(現在\122)となっております。使ってもないソフトを解説するのはだるいので興味のある方は各自ググってください。OKgoogleやsiriとの比較もほかの人に任せます。

おじさんにはスマホタブレットのことはわかんね。
あ、ドラゴン系の強みは句読点改行を挿入できて長文作成には強いってこと。それだけは揺るぎないです。

モルテン - オスカー自動体位変換機能付きエアマットレスを使う

はじめに

みなさん、こんにちは。このページにたどり着いたってことは、重度身体障害者あるいはその家族でしょうか。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私は遠位型ミオパチーって病気でほぼ寝たきりな感じで在宅生活しております。症状もだいぶ進行してしまい、最近は首のすわりも怪しい感じです。

寝返りが打てないと家族も夜間のサポートが大変ですよね。負担を減らすために、一年ほど前に電動エアマットモルテン・オスカーを導入することにしました。買い物に失敗しないためにも準備を万端に整えたかったのですが、なにぶん情報が少なくて判断には苦労しました。機能面はカタログを見ればだいたいわかるのですが、使用感だけはユーザーのレポートがなければイメージがわきません。そこで、自分の体験が参考になればと思い、こんな記事を書くに至りました。

身体状況

身体的プロフィールがあまりにも違うと参考にならないので、私の状況を出しておきます。その辺は差し引いて判断材料にしてください。

  • 首と指先がわずかに動く程度です
  • 神経には問題ないので痛いのはわかります
  • 関節はほぼ曲がります
  • 身長はそれなりにありますが骨と皮しかありません
  • そこそこ船酔いします

購入までの流れ

介護用品店に問い合わせたところ、費用は十万円代後半とのこと。購入するのは主に施設等の事業所で、一般家庭で購入する事例は聞いたことがないと驚かれました。扱うのはほとんどレンタルとのこと。なお、レンタルの場合、費用は月一万円程度。二年以上使えば元は取ったと考えられます。いきなり購入して失敗するのは怖いので、まずはレンタルでためして、いけそうなら購入の二段構えで臨みました。多少コスト増となるのは已むを得ません。金銭的な負担を心配してか、業者の方には中古品の購入を進められました。しかしながら、商品の性質上一か所でも破損したら終わりなので、故障リスクも考慮して新品を購入することにしました。
先程調べて気がつきましたが、最近はアマゾンでもこの商品取り扱ってますね。購入直後に興奮のあまり、記事を書いてアフィリエイトで大儲け!を狙ったのですが取り扱いがなくリンクも貼れないので意欲をなくしたのでした。しかし今はアフィリエイトがあるからといって安直に貼る気にはなりません。使ってみてわかるのは商品の性質上の事故リスクの高さ。説明書を読まずに使うのは大変危険です。通販の方が安いですが諸々注意が必要ってところは忘れないでください。

結論

あまり細かいところまで説明すると長大になるので今回はいきなり結論に持って行かせてもらいますね。問題点と対処方法は後日とさせてください。

結論を申し上げますと、ほとんど目を覚ますことなく快適に眠れております。3日ほど寝込んだこともありましたが平気でした。上手に使うコツは次の3点。これはすべての人に共通するかと思います。

  • ベッドの中心に寝ること
  • 身体が滑らないようにすること
  • 掛け布団は軽いものを使用すること

ちなみに使いこなせるようになるまで数ヶ月を要しました。

もちろん問題点もありまして、現状の負担がゼロにはならないです。

  • たまに仙骨あたりが痛くなります
  • 傾きをすぐさまリセットできません
  • 移乗・小用など手間が増えたものもあります
  • 動作音があります(ポンプ音だけでなくラバーがギシギシいう)

ということで、導入すればバラ色の暮らしが約束されるわけではありません。私は神経に問題がないので違和感があればすぐさま修正できますが、対処が難しい人の方が多いかもしれませんね。機械まかせにせずこまめに観察した方が良いと思います。また、薬の処置やおむつ替え等の睡眠に関わる機能以外も想定しておいて損はないでしょう。ライフスタイルにあった工夫が求められますね。

まとめ

ネガティブな注意書きを添えてしまいましたが、製品そのものは満足しています。まだペイしてないので断言はできませんが投資の効果は確実にありました。既に利用しているみなさんはどうですか?ご意見お聞かせください。

ドラゴンスピーチはどこに行った

久しぶりの更新となりました。洒落にならない病気で入院してヘロヘロでしたが、何とか体調も落ち着いてきたのでこの一年半の間にあった音声認識入力周りのことをお知らせして行きたいと思います。

ドラゴンスピーチが起動しなくなりました

Windows10へのアップグレードが行われ、ドラゴンスピーチが起動しなくなりました。ネット検索したところ動作不良の報告が多数。メーカーサイトからは無慈悲のサポート対象外アナウンス。音声入力できなくなって困り果てました。

デスクトップPCの症状

プロファイルが壊れました。新規に作成したプロファイルなら起動したので、そこに既存のファイルを無理やり上書きしたら無事復元できました。ただし上級者限定の荒業です。

ノートPCの症状

起動を試みるとOSごとフリーズしました。再インストールすらできない状況。慌ててwindows7に巻き戻したけど、既にそちらでも動かなかった。ハードディスクの損傷を疑ってディスクを検査したら同じようにフリーズしたのでドラゴンスピーチは悪くないかもしれないです。

どうするの?

ハードディスクやpcを交換したところで動く保証はないので降参です。いろんなマシンに突っ込んでポジティブな結果が得られたならPc買い替えも検討するのですが…。英語版はバージョンアップしているのに日本語版が放置されている所を見るとメーカーの対応も期待できません。日本語に力を入れても儲からないから見捨てられたのかな。なんとかならないかなぁ。

ほかのソフトはどうなの?

AmiVoiceはWindows10のサポート対応してます。今更同価格帯のソフトを買うのもあれですが。他に信頼できそうな有償ソフトは見当たりません。

Appleのsiriを始めgoogleマイクロソフトなど、各社音声認識サービスを開発していて追加コストなしに利用することができます。ちなみにこの文章はwindowsのコルタナさんに聞き取って貰っています。コルタナさんに話かけるとEdgeが起動してbingで検索してくれますので、検索ボックスからいちいちコピペしています。はっきりいってめちゃくちゃ面倒ですがないよりましです。chromegoogle検索でも同じようなことができます。各サービス認識精度はまあまあですが、いずれも検索に特化しているので長文を作成には向いていません。解釈も検索用途に偏っています。学習もしてくれないので時々絶望しますがそれでもないよりましです。当面の間、音声認識こちら(スマホ需要)を中心に回っていくと思われます。人材も英語中国語に偏って流れていくと予想されます。日本語版は日本人が頑張ってもらわないとターンが回って来ないかも。

結論

自己責任でwindows10にインストールするか、中古のwindows7マシンを手に入れてインターネットに繋がらない環境で利用するか、AmiVoiceに逃げるか。いずれにせよただでは済まなそうです。

この一年の間に

pcがずいぶん難しいものになったと思う今日この頃。

コンピュータが自分の意思に反して動くとか、初めての経験ですよ‼

うっかりプログラミングミスして暴走させた経験はたくさんありますけど、スキル不足は自分の責任。それは仕方ありません。

しかし、なすすべもなく強制再起動ってあまりにもひどいじゃないですか。しかも、アップデートによって小1時間操作不能になったり、デバイスが動かなくなっていたり。

ちょっと席を外したすきにこれですよ。出社してPCに電源を入れてトイレに行っている間にアップデート再起動操作不能なんて事例も少なくないのでは?

毎日欠かさず使っている人ですかこれですから、週一程度しか利用しない方だと、各種ソフトウェアのアップデートだけで1時間、やりたい作業にたどり着くまでに力つきてしまうような?

もう初心者にpcを勧められる時代ではなくなったのだなと思いました。

どうやってパソコンの使い方覚えたの?

実務には耐えられない体となってしまったので、 ossの開発で余生を送っています。

障害者施設で過ごす時間が多いので、開発時間の半分以上は施設で行っています。

まぁ、そんな状態ですので、施設の隅っこでコソコソとプログラミングする毎日です。平穏にプログラミングできる日常を過ごせれば良いのですが、案外そうもいきません。障害者施設は来客が頻繁にあるのです。役所方面とか実習の学生とか。その他にも、職員の入れ替わりが激しい業界ですので、新しく入ってきた人とか。

で、そういった(障害者と楽しく会話して仲良くなることを目論む)人たちが施設にやって参りまして、 PCに向かう私の姿を見るわけです。となれば、画面を覗き込んで何をやっているのか尋ねたくなるのが人情ってものです。芸能人のブログがー!新作のゲームがー!と期待できますしね。

しかし、そこにはなんと!

期待を裏切る黒字ベースのエディタ!立ち並ぶコマンドプロンプト! そして、ブラウザにはリファレンス。

なんだこれは!

そりゃまぁ、自分の知っているWindowsの画面とは全然違うわけですから、そうなりますわな… 。

それで「これは何? 」と聞かれるわけだけど、開発中のアプリが即座に見られる形になっているわけでなし、かといって、口頭では何をするためのソフトだと上手に説明できず。心ならずも適当にお茶を濁す羽目になるのであります。

意地悪で教えないわけじゃないんですよ。専門用語をふんだんに盛り込んだ熱いトークを展開した後、コンソールに出力される実行結果を見せてゲヘゲヘと笑ってもキモがられるだけじゃないですかー。ヤダー。

そこで本題なのですが、彼らは当然の疑問として「こんなにたくさんのアプリケーションの使い方をどうやって覚えたのだろう? 」となるわけですよ。それでタイトルの質問をされちゃうわけなんですね。

この質問をされるたびに困っちゃって… 。コンピュータ関係の学校に通ったわけでなし、仕事をきっかけに覚えたわけでなし。興味本位に弄りまわしているうちに使えるようになったわけですから。当然正直に、そうやって答えるんですね。

まぁ昔のパソコンなんて、電源を入れるとBASICが立ち上がるのが普通だったわけで、今のようにリッチなソフトが即座に使える環境ではなかったのだから、それ以外になかったわけですけど… 。

いずれにせよ、この質問については、もっと真剣に答えを用意しておいた方が良いのではないかなぁと近頃思うのです。いちど基礎が身についてしまえば、後は適当でなんとかなるにしても、最初のとっかかりだけは何らかのトレーニングがあったはずです。でなければ、アプリケーションはともかく、プログラミングはできない。その段階を理解できない限りは、コンピューターに興味を持つ中学生に質問された時(学校行事で中学生が来ることがあります) 、適切に回答できずに興味を掘り下げる機会を逸してしまうのではないでしょうか?

そこで、もう一度考え直してみたわけです。結果、出てきたのが

パソコンを買ったときに付属してきたBASICのリファレンスマニュアルに掲載されていた小さいプログラムを頑張って入力した経験

です。退屈でやることのないときに十行程度の小さいプログラムを入力すると、不思議なことが起こるわけです。図形が描画されたり、音が鳴ったり… 。ひとしきり遊んだ後は改造したり。お小遣いが底をついた時の娯楽としては悪くなかったように思います。それを面白いと思えるかどうか、そこが分かれ目になるんじゃないかなと思います。

もう一つ外せない話として、ベーマガがあります。影響力としてなら、ベーマガの方が格段に上なんですけど、あれはあの時代特有の環境だったから昔話だけに限定されちゃいますね。あのような現象がもう一度起きればいいんですけど。

超長いストローで快適に水分補給する。

卓上のコップに刺したストローで水分補給したいわけですが、どうしても首が曲がりません。前のめりになれば届くわけですが、割とバランスギリギリで油断すると転倒の恐れあり。単純に私の胴が長いだけかもしれませんが、卓上のコップから水分補給するのって難しいですよね。台の上にコップを載せるなどして対処してきましたが、さすがにそれも長くは続かないだろうと、新たな解決策を求めていました。

冷静に考えて、もっと長いストローを使えば届くわけですが、通常のストローは長くても二十数センチ。一般に流通しているものの中で一番長いものを頼んでも、最低十センチは足りません。そんな時はおとなしくネットで探します。

Amazonで見つかったのはこれ。五十センチとか長すぎだろうと思わないでもないですが、パーティーグッズらしく、イベントのゲームに使うことを想定しているようです。 長い分にはハサミで切断すれば良いだけなので好きな長さに調節すればよろしいかと。東急ハンズが取り扱っているようなので、店頭に行けば入手できるかもしれませんが、手っ取り早さを考えれば、通販の方が手堅いですね。規格外の長さのため送料が高くつくので、その辺苦しいところですが、ここは思い切って二つ購入して、一本あたりの送料を抑える方針にしました。

使ってみれば、これまでの問題はおおむね解決しました。そのうえで、残る少々の問題点を挙げておきます。

  • 首が曲がらない

曲がるストローならもっと飲みやすいんですけど。長いときは曲がらない側を切ればよいので、曲がってくれてもバチは当たらないと思うのですが。

  • ちょっと太い

もう少し細い方が飲みやすいですね。折れにくくするために、太い目に付くってあるんでしょうか。

  • ちょっと硬い

材質のせいでしょうか、曲がりにくく固いため口当たりもよくありません。こうやって比べてみると、普段何気なく使っているストローが案外細やかな気配りがあることに気付かされます。

まとめてみますと、使い方さえ工夫すれば、遊び目的だけでなく、実用としても使えるかと思います。二リットルペットボトル向けの長さのストローとかあったら面白いかもしれません。

ちょっと放置した

ドラゴンスピーチで音声入力ボックスを表示して、さまざまなアプリケーションに音声入力をするやり方について書きたいなと思っているが、時間が取れない。Firefoxには直接入力できないので、この機能を使うことになるんだけど。需要があるなら書くのだけど。